プレス・ブリーフィング(報告)

一覧に戻る

実施日 : 2020年07月27日

動画報告:広島の被爆者に聞く、被爆75年を迎える現在の思い(小倉桂子氏)

投稿日 : 2020年07月29日

2020年は戦後75年、そして世界初の核兵器の実戦使用となった原子爆弾の広島への投下から75年という節目の年です。FPCJでは、8月6日の原爆の日を前に、広島の被爆者である小倉桂子さんを迎えて、オンライン・ブリーフィングを開催しました。

 

小倉さんは、小学校2年生だった8歳のときに、爆心地から2.4㎞離れた自宅付近で被爆しました。1984年には「平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)」を設立し、広島を訪れる外国の研究者やジャーナリストの通訳を務めることで、被爆の実相を世界に伝えてきました。今年は被爆75年という節目にも関わらず、新型コロナウイルス感染防止のため、全国からの修学旅行や海外でのイベントが中止されたり、慰霊行事が縮小・中止されるなど、広島の体験を伝える活動も大きな影響を受けています。

 

小倉さんに、被爆75年を迎える現在の思いや核兵器廃絶への願い、そしてコロナ禍の今だからこそ伝えたいことなどをお聞きしました。

ブリーフィングには、オーストラリア、バングラディッシュ、デンマーク、フランス、韓国、オランダ、シンガポール、スペイン、スイス、英国、米国の記者を含む、計35名が参加しました。



<配布資料>
小倉桂子氏略歴

<関連情報>
2020年8月6日、
小倉さんが代表を務める「平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)」は、被爆75年目の広島からYoutubeでのライブ配信をします。広島平和記念公園内外からボランティアガイドが慰霊碑や建造物を英語で紹介するほか、被爆者が英語でメッセージを発信します。小倉さんも10時からお話します。(詳細は下記リンクをご覧ください。)
広島のボランティアガイドが75年目の原爆の日を英語で生配信


 

[ブリーフィング概要] 

■日時:2020年7月27日(月)14:30~16:00 
■ブリーファー:小倉桂子氏

■言語:日本語(英語の逐次通訳付)


[お願い/備考]

- この動画報告に基づいて報道をされた方は、(1) 記事や放送のタイトル、(2) 発行日/放送日、(3) 執筆者/製作者、

(4)記事のコピーや内容が閲覧可能なウェブサイトのリンクを、電子メール(cp[at]fpcjpn.or.jp)でお知らせ下さい。
*メールを送る際には、[at]部分を”@”に変更して下さい。

 

- 小倉氏のプレゼンテーションで投影されるビジュアル資料は広島平和記念資料館が提供したものです。

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信