ごあいさつ・組織概要

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兒玉和夫理事長からのごあいさつ

「外国メディアの取材支援で半世紀、『頼れる橋渡し役』を目指して」
 フォーリン・プレスセンター(FPCJ)は、日本に関する多様で正確な報道が世界中で行われるよう外国メディアの日本取材を支援することを使命として、日本新聞協会と経団連の共同出資により、1976年に設立されました。

 当センターの具体的事業としては、外国メディア関係者を対象にした、「プレス・ブリーフィング」、「海外からの記者招聘(我が国の政・産・官・学各界の要人インタビュー等)」、「プレスツアー」、「個別取材協力」などを行っております。こうした事業の実施に際しては、当センターが40年以上にわたり蓄積してきた知見・経験を活用し、日本から海外に向けた情報発信の強化に力を入れる自治体や企業、大学・学術研究機関、各種団体の皆様との連携・協力に積極的に取り組むとともに、またこうした団体による海外発信の支援を行って参りました。

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、当センターの事業の遂行に多大な影響を与えておりますが、デジタル通信技術を活用し、オンラインによる事業の継続・実施だけでなく、新たな事業の立ち上げも行っております。

 当センター創設半世紀近い歴史の中で、外国メディアの日本報道は、時代と共に、「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」、「異質の国日本」(昭和の日本論)、「変わらない、変われない国日本」、或いは、「失われた20年」(平成の日本論)という日本論を展開して参りました。そして、大変興味深いことは、令和の時代に入った今、「日本が直面している課題の多くは、世界各国共通の課題であり、「課題先進国」日本の取り組みは、「さきがけ国家」の取り組みとして成功も失敗も教訓とすべき、といった新しい「日本論」が登場してきていることです。
当センターとしては、そうした外国メディアによる日本報道の変化・進化の動きを、世界の人々の「対日理解」、更には、その先の「対日共感」を増進する千載一遇の機会ととらえて、外国メディアと日本側取材対象者の間を取り持つ「頼れる橋渡し役」として、皆様のご期待に応えられるよう最善を尽くす所存です。今後とも変わらぬご支援をお願い致します。
2023年3月
公益財団法人フォーリン・プレスセンター
理事長 兒玉和夫

公益財団法人 フォーリン・プレスセンター 組織体制(2023年6月26日現在)

評議員 非常勤
(氏名50音順)
池上 彰  名城大学教授
伊藤実佐子 ポートランド日本庭園ジャパンインスティテュート日本事務所長
佐藤 悟  元駐ブラジル・スペイン特命全権大使
杉田弘毅  共同通信社特別編集委員、明治大学特任教授
大門小百合 ジャーナリスト
刀祢館久雄 公益社団法人日本経済研究センター 研究主幹
山越厚志  一般財団法人経済広報センター 参与(国際担当)
理事 常勤 兒玉和夫  前欧州連合日本政府代表部 特命全権大使
非常勤
(氏名50音順)
伊藤芳明  毎日新聞社 客員編集委員
江木慎吾  公益社団法人日本記者クラブ 専務理事・事務局長
木村伊量  国際医療福祉大学 評議員・同大学院特任教授
林 恭一  一般社団法人日本新聞協会 理事・事務局長
監事 非常勤
(氏名50音順)
佐藤 地  前駐ハンガリー特命全権大使
松坂章良  税理士
事務局 事務局長
総括課長
広報企画課長
取材協力課長
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