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千葉県

取材案内:ダム水面を利用した日本最大のフロート式メガソーラー発電施設 プレス向け見学会

2017年10月02日

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attahce

~再生可能エネルギー活用への千葉県の取組~
2017年10月24日(火)開催

※このプレス向け見学会は、外国プレスを対象にしています。
※本件は、千葉県が企画・主催し、FPCJが取材申込の取りまとめに協力しています。

 

 今回のプレス向け見学会では、再生可能エネルギー活用の地方自治体における取組事例として、フロート式では日本最大の発電能力を有する千葉県の「山倉ダムにおけるフロート式メガソーラー設置運営事業」をご紹介します。

 

 千葉県では、2011年3月の東日本大震災を契機に、エネルギーの分散確保、環境負荷の低減、地域経済の活性化を目的として、太陽光や小水力などの新エネルギーの活用に向けた取組を進めてきました。

 

 2014年より、水面を利用するフロート架台の技術の進歩に着目し、千葉県水道局が管理する工業用水道専用ダムの水面を活用したフロート式メガソーラー設置運営事業を計画。京セラTCLソーラー合同会社を事業者として採択しました。
 現在、水面へのソーラーパネルの設置工事は完了しており、2017年度内の発電を目標として、電力会社への送電に関する調整(工事)が進められています。

 

 今回の見学会では、水上に設置されたパネルや変電施設を取材・撮影できるとともに、千葉県及び京セラTCLソーラー合同会社から、事業の趣旨や工事概要、水上設置の効果、今後の課題等について聞くことができます。

 

 

<事業の特徴>
・山倉ダム水面部の約3分の1にあたる18.0haと陸上部の1.5haを使用し、50,904枚の太陽光パネルにより、想定最大出力約13.7MW、想定年間発電量約1,617万kWh(一般家庭約4,970世帯分の年間電力消費量に相当※)を発電する、日本最大の水上メガソーラー発電施設です。
 ※1世帯当たり3,254kWh/年で算出。出典:電気事業連合会資料
・工業用水道事業への配慮として、フロートは紫外線や腐食に強い材質の耐久性の高いものを、パネルは水溶性でない、水質に影響を及ぼさない材質のものを使用しています。
・強風や波に耐える強度設計や連結、固定技術を採用し、パネルの飛散対策を講じています。
・発電所近隣に、見学者用の環境学習施設を設置するなど、地域への貢献も行うこととしています。
・再生可能エネルギー活用に向けた官民連携の具体的事例です。

 

<参考:山倉ダムについて>
・山倉ダムは、養老川を水源とし、京葉臨海工業地帯に進出した企業に工業用水を供給するために建設された本県初めての県営工業用水道事業です。

 

<実施要領>
■実施日時: 2017年10月24日(火) 午後1時30分~午後4時30分


■集合時間および場所:午後1時30分、JR東日本「蘇我駅」改札集合
※JR東日本「蘇我駅」へのアクセスは、東京駅から京葉線または総武線(快速経由内房線または外房線)で約50分。

 

■実施場所: 千葉・山倉水上メガソーラー発電所(市原市)

 

<プログラム>
13:30 JR東日本「蘇我駅」改札集合(往復交通費は参加者自己負担)
13:30~14:00 千葉・山倉水上メガソーラー発電所へバスで移動
14:00~15:00 ブリーフィング及び質疑応答
・千葉県水道局工業用水部施設設備課
・京セラTCLソーラー合同会社
15:00~16:00 現場取材(徒歩にてダム堰堤へ)
16:00~16:30 JR東日本「蘇我駅」までバス移動、解散

 

■参加費用: 無料
■募集人数: 10名程度(申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。)
■参加資格: 外務省発行外国記者登録証保持者
■言 語: 日本語(英語通訳者同行)
■備 考:
※写真・TV撮影に関しては、担当者の指示に従ってください。
※千葉県及びFPCJは、取材中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。また、内容は予告なく変更になる場合があります。

 

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<取材申込方法>  ※以下の内容をメールでお送り下さい。

宛先:sc@fpcjpn.or.jp

(担当:フォーリン・プレスセンター 広報戦略課 吉田)

 

(1)参加者氏名:

(2)所属機関名:

(3)機関種別(新聞、雑誌、TV等):

(4)機関国籍:

(5)電話/FAX番号/E-mailアドレス:

(6)携帯電話番号(当日連絡用):

(7)取材での質問事項:

(8)国内旅行傷害保険(保険料は千葉県が負担します。)

希望する場合には、1012日(木)までに以下項目を御記入の上、お申込みください。(加入を希望しない場合には記載不要です。)

  ・性別

  ・生年月日

  ・日本における住所

 

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<お問い合わせ先>

フォーリン・プレスセンター広報戦略課 担当:吉田

TEL: 03-3501-5251

Email: sc@fpcjpn.or.jp

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写真(左上から)

①上段左:千葉・山倉水上メガソーラー発電所(完成予想図)提供:京セラ株式会社

②上段中央:ダム水面に設置された太陽光パネル

③上段右:太陽光パネルから伸びる電力ケーブル

④下段中央:太陽光パネルの設置状況

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