実施日 : 2013年11月20日
報告:プレスツアー「子育て・女性活躍支援で日本をリードする横浜市」
投稿日 : 2013年11月27日
横浜市主催、FPCJ企画協力で「女性の社会進出支援」「子育て支援」に積極的に取り組む横浜市でのプレスツアーを行いました。本プレスツアーには、米、イギリス、ドイツ、デンマーク、中国、シンガポールの6か国から8名の記者が参加しました。(ツアー案内はこちら)
1. 林文子 横浜市長ブリーフィング
ツアーの冒頭、「待機児童ゼロ」の取り組みを主導してきた林市長より、市が全国に先駆けて行う女性の社会進出支援や待機児童ゼロの取り組みについてお話頂きました。記者からは、「待機児童削減によって更に需要が増す保育士をどのように確保しているのか」「国の制度として、幼稚園、保育園という区分けがある中で、市としてこの問題に取り組むのは難しかったのでは」といった質問が挙がりました。
ブリーフィングには米国、英国、デンマーク、ブラジル、中国、シンガポール、韓国のメディアの記者を含む、計22名が参加しました。
2.地域子育て支援拠点「かなーちえ」
続いて記者団は、神奈川区にある地域子育て支援拠点、かなーちえを訪問。センター長を務める塚原泉さんより、子育てを支える家族の助けや地域コミュニティとの繋がりが弱体化する中、子供を連れて気軽に利用でき、日常の悩みを互いに相談できる「開かれた場」としての支援拠点の役割についてお話を聞きました。その後記者たちは保育コンシェルジュや、利用者のお母さんたちへのインタビューを行いました。
3. 屏風ケ浦はるかぜ保育園
つづいて、横浜市が保育園確保のため土地の活用を図った例の一つ、道路高架下にある屏風ヶ浦はるかぜ保育園を訪問。ユニークな立地の撮影の後、記者たちは、子供たちによる体操やピアニカ演奏のサプライズおもてなしを受け、元気な子供達の様子を熱心に取材していました。
4.P’sスマイル保育園
ツアーの最後に、JR鶴見駅の駅ビル6階にあるP’sスマイル保育園を訪問。代表を務める安永愛香さんより、駅ビルという利便性はもちろん、限られたスペースを有効活用した園内のデザインや、ビルの屋上に設けられた園芸スペース、定期的に行われる郊外活動についてお話を聞きました。記者は子供を迎えに来た保護者にインタビューを行ったり、園内の子供達に話を聞いたりして、思い思いの取材を行いました。