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実施日 : 2021年03月16日

創立45周年記念 国際ウェビナー「岐路に立つ民主主義・ポピュリズムの挑戦と価値を巡る競争」

投稿日 : 2021年03月10日

※このイベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

FPCJ 創立45周年記念 国際ウェビナー

「民主主義が直面する挑戦について 

メディアや政府が果たす役割を議論する」

【2021年3月16日(火)開催】

 

 

ォーリン・プレスセンターでは、創立45周年記念事業の第一弾として、2021年3月16日(木)、「岐路に立つ民主主義・ポピュリズムの挑戦と価値を巡る競争」をテーマに国際ウェビナーを開催します。

 日本および海外(米国、英国、シンガポール)から著名なジャーナリストをパネリストに迎え、民主主義が直面する課題についてグローバルな視点から俯瞰しつつ、現状や課題を踏まえてメディアや政府が果たす役割についてについて議論します。


3月16日開催ウェビナーチラシ



■ 概要

開催日時: 2021年3月16日(火) 16:00-17:30 (15:30 開場)

開催方法: オンラインのみ 及び日本プレスセンタービル10階ホール(東京都千代田区内幸町2-2-1)

※緊急事態宣言の再延長により、会場開催は中止し、オンラインのみの開催とさせていただきます。


主 催:  公益財団法人フォーリン・プレスセンター (FPCJ)

後 援:  外務省

         一般社団法人日本経済団体連合会

                   NHK


参加費: 無 料    

使用言語: 日本語・英語(同時通訳あり)

 

 

■ 基調講演者、モデレーターおよびパネリスト

 

基調講演者/パネリスト 

細谷雄一(ほそや ゆういち)氏(慶應義塾大学教授)

英国バーミンガム大学大学院国際学研究科修了(MIS)、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は、国際政治学、国際政治史、イギリス外交史、日本の安全保障政策。プリンストン大学客員研究員、パリ政治学院客員教授などを経て現職。安倍晋三政権において、「安全保障と防衛力に関する懇談会」委員(2013年)、および「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」委員(2013年-14年)、国家安全保障局顧問会議顧問(2014年-16年)を歴任。著書に、『戦後国際秩序とイギリス外交』(創文社、サントリー学芸賞、2001年)、『倫理的な戦争』(慶應義塾大学出版会、読売・吉野作造賞、2009年)、『迷走するイギリス』(慶應義塾大学出版会、2016年)、『〔戦後史の解放Ⅱ〕自主独立とは何か』(新潮選書、2018年)など多数。

 

 

パネリスト

道傳愛子(どうでん・あいこ)氏(NHK 国際放送局シニア・ディレクター)(日本)

上智大学外国語学部英語学科卒業後、NHK入局。「NHKサンデースポーツ」「NHKミッドナイトジャーナル」キャスターなどを経て米国コロンビア大学大学院留学、国際政治学修士号取得。「NHKニュースおはよう日本」 「NHKニュース9」キャスター担当後、バンコク特派員(2000~2002年)としてタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアなど、ASEANの政治・経済とともに教育、ジェンダー、難民など人間の安全保障に関わる問題を広域に取材。「NHK海外ネットワーク」キャスター、国際情勢担当の解説委員などを経て現職。NHK World Newsline In Depthキャスター、解説を担当するとともに、ETV特集「パンデミックが変える世界」シリーズでは、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、ジャック・アタリ氏、イアン・ブレマー氏など多くの著名人をインタビュー。

 

 

サイモン・デニヤ―氏 (ワシントンポスト紙 東京支局長)(米国)

東京を拠点に、日本、韓国をカバーする。過去にロイター通信でナイロビ、ニューヨーク、ロンドンの特派員、ワシントン、ニューデリー、イスラマバード、カブールの支局長などを務め、ワシントンポスト紙では中国やインドの支局長を歴任。BBC、CNN、 NPR、インド NDTVなどテレビやラジオにおいても広く活躍。著書に『Rogue Elephant: Harnessing the Power of India's Unruly Democracy』や 『Foreign Correspondent: Fifty Years of Reporting South Asia』(共同編集)などがある。トリニティ・カレッジにて修士号(経済学)取得。


 

 

メアリー・デジェブスキー氏 (インディペンデント紙 コラムニスト)(英国)

同紙のコラムニストとして活躍するほか、ガーディアン紙、スペクテイター誌、ニュースサイトUnherd.comなどにも定期的に寄稿し、BBCにも出演。欧州や米国メディアなどにも登場するなど、広く活躍している。専門は英国政治、国際政治。タイムズ紙モスクワ支局長としてソ連崩壊を取材し、インディペンデント紙ではパリやワシントン支局長などを歴任、その後、イラク戦争開戦前の時期に外交編集長、論説委員長なども務めた。英国やロシアの内政に精通したコメンテーターとして国内外に知られる。オックスフォード大学卒業。


 

 

ラビ・ベロア氏 (ストレーツ・タイムズ紙 副編集長兼アジアコラムニスト)(シンガポール)

通信社やニュース雑誌などでの記者経験も含め40年のキャリアを持つ。ストレーツ・タイムズ紙では南アジア支局長、外信部長などを歴任。アジアの政治、外交、地政学、遷移などについてカバーするほか、同紙の法人向けコラムIn Good Companyにも記事を掲載。2015年のジェファソンフェロー。グローバルフォーラムのスピーカーやモデレーターとしても活躍。


 

 

 

 

モデレーター 

兒玉和夫 (公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長)

1976年に外務省入省以来、外務報道官、外務省研修所長、国際連合日本政府代表部特命全権大使(次席常駐代表)、経済協力開発機構日本政府代表部特命全権大使、欧州連合日本政府代表部特命全権大使などを歴任し、2020年9月に外務省を退官、11月よりフォーリン・プレスセンター理事長を務める。



 

 

 

■ テーマ 民主主義が直面する課題 ~メディアや政府が果たす役割とは~

米国や欧州の民主主義は、反自由主義的な民主主義の挑戦に直面し、揺らいでいます。 一方、非欧米世界に目を転じると、2010年から2012年にかけて生起した「アラブの春」が及ぼした影響は、民主化の前進が見られた国々と権威主義的政権が復活した国々の双方が相半ばです。 また、世界第二の経済大国となった中国の目覚ましい台頭は、統治の正統性を巡る「体制間競争」の様相を呈しており、さらに世界は、COVID-19というパンデミックに直面する中、ウイルスに打ち勝ち、確実な経済復興を果たすためにはグローバルな連帯と協力が不可欠であるという教訓を学びつつあります。

本ウェビナーでは、基調講演者が民主主義が直面する挑戦についてグローバルな視点から俯瞰しつつ論点を整理し、各国パネリストから米国、EU、及びインド太平洋における民主主義の現状と課題を踏まえて、メディアや政府が果たす役割とは何か議論します。

 

■ プログラム

16:00     開会の挨拶 兒玉和夫 フォーリン・プレスセンター理事長

16:05-16:15    基調講演 細谷雄一氏 (慶應義塾大学教授)

16:15-17:15     パネルディスカッション

          「米国、EU、及びインド太平洋における民主主義の現状と課題、そしてメディアの役割」

17:15-17:25     質疑応答

17:30           モデレーター総括、閉会

 

※プログラム内容、時間、登壇者情報は、予告なく変更する場合がございます。

※当日のパネルディスカッションの様子は、撮影して記録する予定です。

 その際に、御来場者様が撮影の対象になる場合があります。それら画像や音声などは、事業報告等に使用される場合がございますので、あらかじめ御了承ください。

 

お申し込み方法

・URL (https://forms.gle/gZAtuDvmUGQqbrnu8) からアクセス頂き、必要事項を記入のうえご送信ください。

・E-mailでお申込みの場合は、件名を「FPCJシンポジウム」とし、お名前、ご所属、ご役職、ご連絡先(電話番号、E-mail)、をsympo@fpcjpn.or.jp までご連絡ください。

※緊急事態宣言の再延長により、会場開催は中止し、オンラインのみの開催とさせていただきます。

 

<締切日> 2021年3月15日(月)までにお知らせください。

 

【お問い合わせ先】 

公益財団法人フォーリン・プレスセンター 取材協力課  

E-mail: sympo@fpcjpn.or.jp

TEL: 03-3501-3405 (9:30~17:30)

 

 

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