ポーラ: 創業から85年、輝く女性の生き方を応援し続ける
投稿日 : 2014年11月06日
少子化と生産年齢人口の減少が進み、女性の活躍が注目される今、結婚・出産・育児など女性のライフスタイルの変化に合わせた多様な働き方が求められています。
ポーラ・オルビスグループの株式会社ポーラは、1929年に創業。今年9月に85年を迎えました。創業者の鈴木忍が、厳しい生活のために手が荒れてしまった妻をいたわって、独学でクリームをつくったことから始まります。「最上のものを、一人ひとりにあったお手入れとともに、直接お手渡ししたい」という考えから、訪問販売を開始。2005年からはコスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティ」を展開し612店舗に拡大しています。
ポーラでは、ポーラレディという仕事を通じて、女性の就労機会の提供と社会進出を応援し続けています。その取組についてご紹介させて頂きます。
ポーラレディの第1号が誕生したのは、創業から8年後の1937年。まだ、女性の販売員が珍しい時代に、当時の京都支店の入口にあった「セールスマン募集」の張り紙を見て「女性ではあきまへんか」と勇気を持って飛び込んできたことがきっかけになります。現在、ポーラレディは日本全国に約15万人。全体の約60%が20代~40代でエステを軸に活動。業績を伸ばすことで、ショップオーナーとしてステップアップすることができます。また、ポーラレディには定年が無く、80代で約5,000人、90代で約600人のポーラレディが在籍し、中には50年以上活動を続けているポーラレディも存在します。
そんな彼女たちが登場するのが、90歳を超えても美しく働き続ける11人の物語をまとめた『美婆伝(びばでん)』(著:土本真紀 発行:講談社)です。(美婆とは、日本語の美しいシニアという意味に、イタリア語のVIVA!を重ねています)。
1920年4月生まれ(取材当事92歳)の岩田信江のエピソードを本文から抜粋します。「22歳の私のお誕生日の日に、主人が亡くなりました。ちょうど私の誕生日に亡くなるなんてよっぽど縁が深いんだから、もう一生涯結婚しまいとその時にこころに決めたんです。生きている主人と一緒にいられたのは、たったの7ヶ月でしたけれど。少しでも若い時のイメージが残ってないとあの世に行った時に亡くなった主人が私を見失っちゃうだろうと思って、それが心配でポーラを始めたんです。39歳の夏の終わりに、私の姉からポーラのお仕事の話があったこともきっかけで。ポーラをやっていれば化粧品もふんだんに使えるし綺麗なままでいられるじゃない。亡くなって70年経つけれど主人一筋。馬鹿みたいでしょ。」といつまでも美しくあることへの想いを語っています。
この他にも、2011年1月から「AAA(アンチエイジングアライアンス)」を提唱し、「年齢にかかわらずチャレンジを続けることで自信を重ねていく」という前向きで豊かな女性の生き方を応援する活動に取組んでいます。詳細は下記、ホームページにてご覧頂けます。
http://www.pola.co.jp/AAA/
【この件に関するお問合せ】
株式会社 ポーラ・オルビスホールディングス
コーポレートコミュニケーション室
広報担当 伊藤 司
電話 03-3563-5540
Eメール t-itou@po-holdings.co.jp
補足:ポーラ・オルビスホールディングスにつきましては、
こちらのホームページにてご覧いただけます。