日本発・注目のプレスリリース

  • Facebook
  • Twitter
  • Print

社会技術研究開発センター(RISTEX)

RISTEX<国際シンポジウム>のご案内(令和元年11月1日)

2019年10月16日

持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 令和元年度国際シンポジウム

『多世代・多様な人々で創るサステイナブルな社会

~自然・文化・こころを未来へつなぐ~』


R&D Area for Designing a Sustainable Society through Intergenerational Co-creation

FY2019 International Symposium

“Creating a Sustainable Society through Multiple Generations and Diverse Individuals:

Passing on our Nature, Culture and Wishes to Future Generations”

 

========================================

【日時】令和元年111日(金)13:0017:30(開場12:30

【会場】富士ソフトアキバプラザ 5Fアキバホール(東京都千代田区神田練塀町3)

【主催】国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)

    「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域

【使用言語】日本語・英語 ※日英同時通訳あり

【参加費】無料

【定員】200

【参加申込み・詳細情報】https://www.jst.go.jp/ristex/i-gene/topics/20191101.html

========================================

 

国際連合が2015年にまとめたSDGs(持続可能な開発目標)は、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む目標です。日本でも少子高齢化をはじめとして、財政赤字、環境問題、過疎化、災害リスクなど多くの課題を抱えており、その中には諸外国に先行して直面しているものもあります。

 

都市・地域の持続可能性を脅かす課題へのアプローチは様々ですが、本領域はこれらの問題に多世代・多様な人々で取り組む(多世代共創)方法論の開発に取り組んできました。

 

「多世代」は、同じ時代に生きている世代に留まらず、過去の世代や未来の世代も含んでいます。現在を生きている人々が「今」を託された世代であるという意識が薄れてきている中、多世代の活動は、地域コミュニティにおける互助の基盤となり、経済成長が飽和しつつある中での新しい「豊かさ」のイメージの源泉となりうることなどがこれまでにわかってきました。

 

本シンポジウムでは、海外から講演者・パネリストを招き、ドイツの「多世代の家」や、貧困高齢者を支援する国際NPOHelpAge International」などの多世代共創事例の紹介をするとともに、本領域のプロジェクトの成果を報告した上で、パネルディスカッションを行います。

 

 

【シンポジウム プログラム】

◆開会挨拶 森田 朗  国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター センター長

 

◆プロジェクト発表1

「分散型水管理を通した、風かおり、緑かがやく、あまみず社会の構築」

 島谷 幸宏 九州大学大学院工学研究院 教授

 

◆プロジェクト発表2

「多世代参加型ストックマネジメント手法の普及を通じた地方自治体での持続可能性の確保」

 倉阪 秀史 千葉大学大学院社会科学研究院 教授

 

◆プロジェクト発表3

「漁業と魚食がもたらす魚庭(なにわ)の海の再生」

 大塚 耕司 大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 教授

 

◆海外多世代共創事例1

Multi-Generational Centers in Germany - Experiences from a Federal Program to Support Municipalities in Responding to Demographic Change

  Dr. Nikola Ornig, Head of Department (InterVal GmbH, ドイツ)

 

◆海外多世代共創事例2

Promoting Intergenerational Bonding in Asia

  Mr. Quyen Ngoc Tran, Regional Programme Adviser (HelpAge International Asia Pacific Regional Office, タイ)

 

◆領域全体のまとめ  大守 隆 領域総括(元 内閣府 政策参与/元 大阪大学 教授)

 

◆パネルディスカッション

「持続可能な社会に向けて「多世代共創」の可能性を探る~多世代・多様な人々をどのようにつなぐのか」

コーディネーター:大守 隆 領域総括(同上)

パネリスト:

 ・Dr. Nikola Ornig, Head of Department (InterVal GmbH, ドイツ)

 ・Ms. Thuy Bich Tran, Country Director (HelpAge International, ベトナム)

 ・島谷 幸宏 九州大学大学院工学研究院 教授(島谷PJ

 ・伴 英美子 慶應義塾大学SFC研究所 上席研究員(渡辺PJ

 ・村上 清明 領域アドバイザー(株式会社三菱総合研究所)

 

◆閉会挨拶

 大守 隆 領域総括(同上)

 

 

★本件に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX

「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域担当

Tel:03-5214-0133 Fax03-5214-0140

E-mail:i-gene.info@jst.go.jp

 

※プロジェクト関連情報やお写真のご用命等、お気軽にお問い合わせください。

 

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信