岡山県赤磐市に鎮座する石上布都魂神社が寛文9年(西暦1669年)に藩主池田光政公の命により復興されてから350年の節目を迎えるにあたり、明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)所長・杉原厚吉特任教授の錯覚作品が奉納されることになりました。石上布都魂神社は、養老4年(西暦720年)に完成した日本書紀に「素盞嗚尊が八俣の大蛇を退治した剣が当社に納められた。」と記載されるとともに延喜5年(西暦905年)に後醍醐天皇の命により編纂された延喜式神名帳に記された「式内社」のうちの一つで、備前国では128社の中正二位に列せられた歴史のある神社です。古来、神社や仏閣では節目の年には絵馬及び算額など同時代の著名な作品が奉納される慣例がありましたが、今回は現代を反映して錯覚作品が選ばれました。奉納する作品は、鏡に映すと姿が変わる「変身立体」をブロンズ鋳造で制作したもので、明治大学が推進している文部科学省研究ブランディング事業「数理科学する明治大学」の錯視チームの研究成果の一つです。
『錯覚作品奉納奉告祭』
◆日時 2018年8月4日(土) 13:00~14:00
◆場所 石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)(岡山県赤磐市石上1448)
アクセス:
①岡山空港からレンタカー又はタクシーで約30分
②JR津山線金川駅からタクシーで約20分
③車利用の場合、山陽自動車道岡山IC又は山陽ICから約30分または中国自動車道津山IC又は美作ICから約40分
◆主催 石上布都魂神社
◆内容 奉納奉告祭~御来賓等御挨拶~杉原特任教授挨拶~記念撮影
<お問い合わせ>
明治大学 広報課 TEL: 03-3296-4330 Email: koho@mics.meiji.ac.jp