実施日 : 2010年09月13日
報告:横浜市プレスツアー(2010年9月13日)
投稿日 : 2013年08月24日
APEC首脳会議の開催を2ヶ月後に控える横浜市は、7月のツアーに続き今回も事前広報として半日ツアーを実施しました。同市はこれからの成長戦略として環境分野での取り組みに力を注いでおり、APEC開催会場と共に「環境モデル都市 YOKOHAMA」を取材しました。同ツアーには、中国、台湾、ベトナム、ドイツ、フランス、英国の在京特派員19名が参加しました。
APEC首脳・閣僚会議が開かれる予定のパシフィコ横浜「会議センター」は、今年3月にリニューアルオープンし、環境への配慮が随所になされています。小堀卓・パシフィコ横浜代表取締役社長のご挨拶後、関係者より施設の説明を受けました。その後、同センターおよび隣接する展示ホールを視察し、準備が進む会場を取材しました。
会場視察後の林文子・横浜市長との懇談では、APEC開催に向けての取り組みや、APECを機に、さらに横浜市の地の利を生かした観光や企業誘致などを推進していきたいなどの意気込みをお話しいただきました。質疑応答では、APEC開催にかかる財政的負担や同市のプロモーション、東京至近都市としての横浜の独自性など、記者から様々な質問がありました。
会議センター内で「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」についての説明の際には、みなとみらい21地区におけるスマートグリッド(次世代送電網)関連技術を活用した管理システムを学び、横浜市の新たな環境施策について取材しました。APEC開催中には、同地区にてデモンストレーションを行い、YSCPを国内外に発信する予定です。
次に訪れた住宅展示場「ホームコレクション」では、3階建てのモデルホームで先進の居住性を体験しつつ、太陽光発電システムや電気自動車(EV)電気の家庭での利用など、住宅への再生可能エネルギー導入についての説明を受けました。
最後に訪れた日産自動車本社では、走行中のCO2を出さないゼロ・エミッション車「LEAF リーフ」の特徴や普及活動などをご紹介いただきました。また、本社内ギャラリーでは、記者の方々はリーフデザインモデルを含めた展示車を熱心にカメラに収めていました。