プレスツアー(報告)

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実施日 : 2012年01月20日

報告:千葉県プレスツアー「日本食の原点『発酵』と共に生きる町」(2012年1月20日)

投稿日 : 2013年08月24日

酒や味噌など、日本食の原点である「発酵」をテーマにした千葉県香取郡の神崎町へのプレスツアーには、中国、韓国、ドイツ、カナダ、コロンビアから7機関8名の記者が参加しました。

 

神崎町は、人口6,500人と千葉県内最小人口ながらも、江戸時代から続く酒蔵や、有機農家による味噌造り、こだわりの豆腐店やパン屋などが集まり、「発酵」をキーワードにした町づくりが草の根で広がっています。

 

一行は、まず町づくりグループ「発酵の里協議会」の中心メンバーでもある、酒蔵「寺田本家」を訪問しました。「寺田本家」では、数年前に復活させたという全工程手作りの昔ながらの酒造りの様子を取材しました。作業中には、蔵人たちが「仕込み唄」と呼ばれる唄を歌っていました。

 

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さらに、代々続く農家である鈴木一司さんが営む農業法人「こうざき自然塾」を取材しました。鈴木さんは、在来種の大豆の有機栽培を手掛けており、その大豆を用いた味噌も製造しています。また、都会の人々に向けて、農業や味噌造りが体験できるイベントも開催しています。記者たちは、「こうざき自然塾」で、昔ながらの味噌造りを体験取材しました。

 

また、鈴木さんの作る大豆の味に惹かれて神崎に移住したという元サラリーマンの周浦宏幸さんが営む豆腐店「月のとうふ」と、同じく移住してきた福士智之さんが営む「福ちゃんのパン」を訪れました。こちらのパンは、「寺田本家」の酒粕や自家製どぶろくから育てた酵母で発酵させて作られているユニークなものでした。

 

最後に、毎週金曜日に開催される神崎町の名物、「夕市」を訪問しました。地元産の無農薬野菜や手作り食品など、神崎ならではのこだわりの品々が集まっていました。ここでは、出店されている町の皆さんや、元気なお年寄りの方々にお話をお聞きしました。

 

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