実施日 : 2012年06月28日 - 07月03日
動画報告:プレスツアー「人生90年、超高齢社会のモデル“Aging in Place”を目指して」(2012年6月28日/7月3日)
投稿日 : 2013年08月23日
【秋山弘子•東京大学高齢社会総合研究機構特任教授】
「街全体のリデザイニングといいますか長寿社会のまちづくりをしよう、作り直しをしようという試みでございます。私達が目指しているのは具体的に働くと健康になるというデータを示したい。」
(東京大学高齢社会総合研究機構(柏キャンパス)では、セカンドライフ就労開始前後に健康チェックを行い就労の効果を検証している。)
「豊四季台団地という公団がございます。これが写真ですが五階建てのエレベーターのない建物です。これが空から見た所で5000戸の大きな団地です。これが商店街です。」
「豊四季台団地の住民の約35%が65才以上。2030年の日本の全人口の中の高齢化率とだいたい同じぐらいだ。ということで私達の社会実験のフィールドとしては非常に適している。」
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【高齢者のセカンドライフ就労の現場】
(1)特別養護老人ホーム 柏こひつじ園の菜園
「事務機とかコンピューターとか情報システムの仕事をやってきたので、力仕事をほとんどしていなかったのでやっぱり終わったら、そういうことをやってみたいなという憧れがあったので、楽しくやらせていただいています。」(高橋宣康さん 70才)
(2)柏くるみ幼稚園
「死ぬまで現役という考えを持っておりますので、そういう方向で行ったらいいかと思います。体力もあり充分考える力もあるのに、ご隠居さんとして、お家の中だけにいるということはもったいないと思います。」(木村利江さん 77才)
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【秋山弘子•東京大学高齢社会総合研究機構特任教授】
「持続可能な長寿社会を構築するためには、やはり長寿と健康と経済ですね。これを結んで、それがぐるぐる廻っていくようなシステムを如何に作っていくか。ということが一番のもっとも重要な、課題ではないかと考えております。」
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