注目の日本報道

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注目すべき海外メディアの日本報道(2015年4月2日)

投稿日 : 2015年04月02日

注目すべき海外メディアの日本報道

(3月23日~3月30日)

平成27年4月2日

 

 

1.4月の訪米を前に、米英主要紙が安倍首相へのインタビューを掲載

3月26日、ワシントン・ポスト紙電子版(米国)は、デビッド・イグナシアス・コラムニストによる安倍晋三首相インタビューの全文を掲載。同じタイミングで、同氏による「安倍晋三氏の楽観的な見通し」と題するコラムも載せた。フィナンシャル・タイムズ紙電子版(英国)にも、26日付でロビン・ハーディング東京支局長らによるインタビュー記事「安倍首相、経済負担の終結を目指す」を掲載した。

 

 

2.韓国メディア、シンガポール元首相の国葬での日韓首脳による会話を報じる

3月29日、韓国大統領府報道官および日本政府が、シンガポールで行われた同国のリー・クアンユー元首相の国葬に参列の際、朴槿恵(パククネ)大統領と安倍晋三首相が会話を交わしたと明らかにした。韓国メディアは、ヨンハップ・ニュース英字電子版が同日付で「朴大統領、シンガポールで安倍首相に遭遇」を掲載。朝鮮日報英字電子版は、翌30日付で「朴大統領と安倍首相、リー・クアンユー元首相の葬儀で互いの肩をかすめる」を報じた。中央日報日本語電子版は、同日付で「朴大統領に近づいた安倍首相「3カ国外相会談の成功に感謝」と題する2回シリーズの記事を掲載した。

 

 

 3.辺野古沖での海上作業を巡る防衛省と沖縄県知事との対立、欧米主要紙メディアの関心を集める

3月12日に防衛省が辺野古沖での海底ボーリング調査を半年ぶりに再開したことを受け、23日、翁長知事は、同調査を含む埋め立て工事の前提となる作業を一週間以内に中止するよう、沖縄防衛局に指示。指示に従わない場合は岩礁破砕に関する許可を取り消す可能性があると警告した。翌24日には、防衛省が、関係法を所管する農水省に対し、指示を不服とする審査請求を行い、指示の執行停止も求めた。30日、林農水大臣は翁長知事による指示の効力を一時的に停止することを決定した。

 

英国のガーディアン紙電子版は、23日付でジャスティン・マッカリ-東京特派員による「沖縄県知事、議論を呼んでいる米海軍基地を阻止」を掲載。24日付ニューヨーク・タイムズ紙(米国)は、在京のジョナサン・ソブル記者による「沖縄県知事、米軍飛行場に係る作業の停止を指示」を載せた。フランスのAFP通信電子版は、24日付・東京発で「米軍普天間基地の移転計画で、沖縄県と日本政府が対立」を報じ、26日付 ル・モンド紙は在京のフィリップ・ポンス特派員による「基地問題で揺れる沖縄」を載せた。

 

<関連リンク>

外務省「世界が報じた日本(海外主要メディアの日本関連報道)」

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/sekai/index.html

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