取材案内【3月23日(木)】 リコーのエネルギー創出に向けた取り組み(外国メディア対象)
投稿日 : 2017年03月13日
掲載日:2017年3月1日
※このイベントは終了しました。(3月23日)
※この取材の機会は、在日外国メディアを対象にしています。
※株式会社リコーが企画・主催し、FPCJが取材申込の取りまとめに協力しています。
リコーは、地球環境問題という社会課題の解決に向けて、2020年、2050年を照準年とした中長期環境負荷削減目標を設定して、様々な環境保全活動に取り組んでいます。90年代から進めている環境保全活動と利益創出を同時に実現する「環境経営」のもと、自らの事業活動の環境負荷削減はもとより、お客様が使われる製品の省エネ・省資源を積極的に推進しています。この「環境経営」の考え方を更に進歩させ、「お客様と共に進化する環境経営」の実現に向けて、環境事業の創出・拡大を目指します。
その活動の中核となる、静岡県御殿場市の「リコー環境事業開発センター」を2016年4月に開所しました。同センターは、かつて複写機やプリンターの主力生産拠点でしたが、従来の事業領域にとらわれない、より広い分野で、環境を基軸とした新規事業の創出・拡大をすることを目的に、創立80周年の記念事業の一環として設立したものです。
リコー環境事業開発センターは、「環境技術の実証実験の場」、「リユース・リサイクルセンター」、さらには、「環境活動に関する情報発信基地」の3つの機能を併せ持っています。また、センターの位置する御殿場市はエコ・ガーデンシティ化に取り組んでおり、市とセンターとで連携した活動も進んでいます。
センターでは、新規事業を創出し、環境保全活動を加速するために、自社のみならず、産官学連携のオープンイノベーションによる様々なテーマに取り組んでいます。今回はそのテーマの中から、以下のエネルギー創出に向けた取り組みをご紹介いたします。
1.間伐材の伐採からエネルギー活用まで包含した地産地消モデルの「木質バイオマス利活用」
間伐材は搬出・運搬のコストがかかることから林地に放置され、ほとんどが未利用のままです。リコーは御殿場市と連携し、センター近辺の森林からでるスギやヒノキの間伐材のうち、年間で間伐材全体の1%に値する量を購入、木材チップに加工して、センター全体の冷暖房エネルギーの一部を賄うバイオマス空調設備に利用します。
2.ビルの配管や用水路など地域にある水の流れからエネルギーを創出する「マイクロ水力発電」
“水力”エネルギーは、再生可能なエネルギーの中でも、発電量の変動が小さいことから、ベース電源としての活用が期待されています。日本の用水路の総距離は40万km(地球10周分)、工場やビルにある水の流れる配管は10万本以上、他に河川などを含めると、その水流を利用した発電の潜在量は原発20基分にも相当するといわれています。電気を生みだす潜在ポテンシャルは計り知れません。
3.使用済みトナーカートリッジから燃料油や金属などの有価物を生成・抽出する「廃プラスチック油化」
センター内のリユース・リサイクルセンターには年間3,000トンの使用済みトナーカートリッジなどがお客様から戻ります。これらはリサイクルが難しく、焼却・埋め立てされており、廃プラスチックの問題は都市部だけでなく、世界中に広がっています。リコーは、この使用済みサプライを再生油等の有価物に変換し、年間1億円の処理コスト及び3250トンのCO2削減を目指します。
なお、センター見学後には、御殿場市市長 若林洋平氏、リコー環境事業開発センター所長 出口裕一氏へのインタビューを予定しております。
<実施要領>
■実施日時: 2017年3月23日(木) 午前8時30分~午後2時
■集合時間および場所: 午前8時30分、JR東海「三島駅」北口改札集合
■実施場所: リコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市駒門1-10)
<プログラム>
8:30 JR東海「三島駅」北口改札集合 (「三島駅」集合・解散のため、往復交通費等は実費負担)
8:45~9:30 リコー環境事業開発センターへバスで移動
9:30~10:10 リコー環境事業開発センターの概要
10:10~12:00 見学
・木質バイオマス利活用
・廃プラスチック油化
・マイクロ水力発電
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00 御殿場市市長 若林洋平氏、リコー環境事業開発センター所長 出口裕一氏へのインタビュー
取材後、駅までバス移動。三島駅にて解散。
※見学の順番は当日変更となる可能性があります。
■参加費用: 1人2,000円 (バス、食事を含む)
■募集人数: 15名程度(定員に達した場合は、参加をご遠慮いただく場合があります。)
■言 語: 日本語・英語
■申込締切: 2017年3月20日(月)
■備 考: リコー環境事業開発センター見学は無料です。
※写真・TV撮影に関してはリコー担当者の指示に従ってください。
※リコーおよびFPCJは、取材中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。
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<取材申込方法>
【メール宛先】 sc@fpcjpn.or.jp (FPCJ広報戦略課 深澤、山田) ※申込締切: 2017年3月20日(月)
(1)参加者氏名:
(2)所属機関名:
(3)機関種別(新聞、雑誌、TV等):
(4)機関国籍:
(5)電話/FAX番号/E-mailアドレス:
(6)携帯電話番号(当日連絡用):
(7)食事制限の有無(アレルギー・宗教上の理由による制限など):
(8)御殿場市長、リコー環境事業開発センター所長への質問事項: