日本発・注目のプレスリリース

  • Facebook
  • Twitter
  • Print

東京の食の魅力発信2024実行委員会及び東京都

[取材案内]「東京の多彩な食と心を紐解く旅」12月16日(月)

2024年11月25日

==============================================
-なぜ 「食の都東京」と呼ばれるようになったのか-

海外メディア・在日外国大使館関係者対象
江戸~近代~未来の『東京の食』を味わい、体感するプレゼンテーションイベント:
「東京の多彩な食と心を紐解く旅」ご案内


【開催日時】第1回目:2024年12月16日(月) 10:00~14:40(受付開始 9:30~)

      第2回目:2024年12月16日(月) 16:00~20:40(受付開始 15:30~)

※第1回、第2回目とも同一の内容で実施します。


【会場】キッチンスタジオBAX(東京都江東区森下4丁目12-1)/ 精進料理 醍醐(東京都港区愛宕2丁目3-1)
=============================================


東京の食の魅力発信2024実行委員会及び東京都は、海外メディア及び在日外国大使館関係者の皆様を対象に東京の多彩な食の魅力を体験いただける、プレゼンテーションイベントを実施します。


伝統的な日本料理から世界中のあらゆる料理まで、様々な食文化に触れる事ができる食の都「Tokyo」。2024年10月に発表された「ミシュランガイド東京2025」において、掲載された星付き店は170軒と18年連続で東京が世界1位となっています。また、米国のFood&Wine誌による2024年版「専門家が選ぶ、世界の飲食の都市トップ12」の1位にも輝きました。訪日外国人旅行者 の増加と共に、東京の食への期待がますます高まっています。


本イベントでは、今日の東京の多彩な食の起源を求め、400年前の江戸時代、そして明治維新を経て発展した現代までの食文化を体験していただきます。江戸時代、人々は古来の食を敬う心を土台に食を愉しむ心を育みました。その後、海外から流入した食文化の影響を強く受け、それまでの東京の食文化との調和を図りながら、独自の発展につながっていきました。時を経て、今、東京には、未来を見据え、持続可能性や多様性をキーワードに、受け継いだ東京の食文化の更なる進化に取り組むプロの料理人がいます。


多種多彩であり続ける東京の食文化の過去から未来までを体感する「東京の多彩な食と心を紐解く旅」では、参加者を、東京を代表する料理人がご案内します。彼らの知識、食への探求心や独自の視点に基づき、江戸、近代、未来の時代を表現する料理がLIVEキッチンでふるまわれます。12月を皮切りに、1月、2月にも同様のイベントを合計3日間計6回開催し、各回に世界から注目を浴び、東京に店を構える料理人が登場予定です。


全6回を通して全体監修を務めるのは、最新のミシュランガイド東京で新たにグリーンスターを獲得し、2025年で創業75年を迎える「精進料理 醍醐」の4代目野村祐介氏です。「精進料理 醍醐」は、旬の食材を使用した精進料理を懐石形式で提供し、食べることで四季を感じさせ、味覚はもちろんのこと、五感の全てで愉しめる食を提供しています。また、野村氏は植物由来の原材料を使用したプラントベースフード料理を提供する店舗のプロデュースにも関わり、世の中の誰もが食を愉しみ、新しい健康的な食生活の習慣を発信しています。

加えて、初回の12月16日には、日本料理「鈴なり」の主人・村田明彦氏とイタリアン「ピアット スズキ」オーナーシェフの鈴木弥平氏が登場します。村田氏はワインやチーズなどを使用した新しい和食を創作するとともに、農林水産省「和食給食応援団」の一員として和食の普及にも熱心に活動しています。鈴木氏もまた、伝統的なイタリア料理を基本としながらも革新的な技術を融合した料理を提供する料理人です。イタリア料理の原型は壊さずに、パスタを揚げるという斬新な料理を披露するなど、日本におけるパスタの進化、日本の食文化を未来へ繋げる料理を考案しています。


気鋭の3名の料理人と共に、過去と未来の東京の食文化の探求を通して多彩な東京の食を改めて体感できるこの機会にぜひご参加下さい。

 

取材概要

■主催 東京の食の魅力発信2024実行委員会 及び東京都
■協力 公益財団法人フォーリン・プレスセンター


■日時(1日目:12月)
第1回目:2024年12月16日(月) 10:00~14:40(受付開始 9:30~)
第2回目:2024年12月16日(月) 16:00~20:40(受付開始 15:30~)
※第1、2回目の内容は同じです。


■会場
受付場所:キッチンスタジオBAX(東京都江東区森下4丁目12-1)
https://maps.app.goo.gl/egptL3tBS9341K1W7


解散場所:精進料理 醍醐(東京都港区愛宕2丁目3-1)


■当日のスケジュール


1.プロローグ(20分)
映像とトークセッションで、今日の東京の多彩な食文化が育まれた歴史的、精神的背景を料理人が紐解きます。

  
2. Scene 01 江戸の多彩性(45分)
日本料理「鈴なり」村田氏が考案した江戸の食文化の多彩性を表現するメニュー3-5品を本人が解説をしながら調理します。試食を通じて江戸を体感して下さい。


3.Scene02 近代の多彩性(45分)
イタリアン「ピアット スズキ」鈴木氏が考案した近代の食文化の多彩性を表現するメニュー3-5品を本人が解説をしながら調理します。試食を通じて近代を体感して下さい。


4. 撮影・囲み取材(30分)
料理(撮影用)の撮影や料理人への取材の時間を設けます。


※会場移動(約60分):参加者全員でバス移動します


5. Scene 03 未来の多彩性(45分)
会場を「精進料理 醍醐」に移し、野村氏が考案した未来の食文化の多彩性を表現するメニュー3-5品を本人の解説と共にお楽しみ下さい。 ※調理の様子は撮影できません(調理は関係者以外立ち入り不可の調理場で行われるため)。


6. 撮影・囲み取材(30分)
撮影用に準備された料理の撮影や料理人への取材の時間を設けます。


■出演者略歴


●「精進料理 醍醐」 4代目/東京観光大使・野村 祐介 氏(全体監修)
懐石形式で精進料理を提供する港区愛宕の老舗料亭の4代目。フランス料理店での修行やバーテンダーとしての勤務経験、ソムリエの資格を有する。「精進料理 醍醐」は、ミシュランガイド東京に2007年から18年連続で掲載されているのに加え、2025年版では、持続可能なガストロノミーに対し、積極的に活動しているレストランとして「 ミシュラングリーンスター」に新たに選出された。

 

●日本料理 「鈴なり」 主人・村田明彦氏
老舗日本料理店「なだ万」で13年修業後、2005年に「鈴なり」を新宿区荒木町に開店し、ミシュラン1つ星を6年連続で獲得した。2015年のミラノ万博に和食の料理人として参加、食を通じた地域活性化にも取り組むなど和食文化振興に関心が高い。

 

●イタリアン「ピアット スズキ」 オーナーシェフ・鈴木弥平氏
地元茨城県のフランス料理店でのアルバイトがきっかけで料理の世界に入る。国内のイタリア料理店での修行やイタリアへの料理留学を経て、2002年に独立して港区麻布十番に「ピアット スズキ」を開店。
14年連続でミシュラン1つ星を獲得。ドライフルーツやナッツやチョコレートを混ぜ込んだイタリアのパンであるパネトーネ作りの腕を競うコンテストでの受賞歴多数。

 

●プレゼンター(当日全編) 俳優 サヘル・ローズ氏
1985年イラン生まれで、7歳まで孤児院に過ごし、8歳で来日。高校から芸能活動を始め、舞台『恭しき娼婦』で主演を務める。映画『西北西』や『冷たい床』は国際映画祭で高評価を受け、ミラノ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞。映画や舞台、俳優としても活動の幅を広げている。国際人権NGOの活動でも親善大使として活躍し、2020年には人権活動家賞を受賞。

■提供料理イメージ <--NEW!!(12月4日更新)
Scene 01 江戸の多彩性プレゼンテーション:日本料理 「鈴なり」 主人・村田明彦氏
多彩な食文化が育まれた江戸時代。「人」「食材」「日本各地の文化」が江戸に集まることで食文化はどのように進化していったのか。食文化だけでなく、芸能・芸術も発展することで人々の心のゆとりが生まれ、食を敬い愉しむことを覚えた。江戸の味に欠かせない調味料「濃口醤油」やかつお出汁、そして当時の白飯の食べ方などを学びながら江戸の食文化を味わっていただきます。

【テーマ:江戸の多彩な食文化にみる和食の原点】
0. ウェルカムドリンク:シェフの選ぶペアリングされた日本酒、またはミネラルウォーター/炭酸水


1. 白米
日本人の主食「白米」は、江戸の街の誇り。江戸時代に普及した白米文化。

●料理意図
現代の日本人の主食である白米は、江戸時代までは貴重な食材であった。
江戸時代になると、白米は、江戸の街の庶民にも行きわたるほど普及。
白米と共におかずも普及し、豊かな食文化を育んでいった。白米とおかずをセットで紹介。

 

2. 八杯豆腐(はちはい どうふ)
遊び心にあふれた江戸の食文化を体験いただく一品。江戸の街の人気食材「豆腐」をつかった大流行おかず。
豆腐だけで100品を紹介するレシピ本「豆腐100珍」も作られた。


●料理詳細
出汁6杯、酒1杯、醤油1杯、計8杯で作る豆腐料理。豆腐は太麵状に切って食す。
料理番付(東西の人気料理ランキング)にも登場する大人気料理。

 

3. 当座鰤煎炙(とうざ ぶり いりやき)
日本古来の知恵と江戸の食材が生み出した一品。現在も愛される人気和食料理の原点。

●料理詳細
煎炙(いりやき)とは、直火ではなく鍋で食材を焼く日本古来(平安時代)の調理法。
その調理法を用いて、鰤と千住(せんじゅ)ねぎをすき焼き鍋で焼き、江戸時代から庶民の間でも利用が普及した醤油などを使い、甘じょっぱく仕上げた現在の「鰤の照り焼き」のような料理。

 

4. 納豆汁
汁物は、和食にはなくてはならない料理。日本を代表するスーパーフード「納豆」の江戸時代の食し方。

●料理詳細
藁苞(わらづと)納豆を使用。納豆をすり鉢で荒くつぶし、小松菜、油揚げ、ゆずで仕上げた味噌汁。


Scene 02 近代の多彩性プレゼンテーション:イタリアン「ピアット スズキ」 オーナーシェフ・鈴木弥平氏
江戸を経て、海外の文化が日本へ集まり、日本と海外の食文化の調和が始まる。海外の食文化を尊重しながらも日本独自の発展を遂げ、人々に親しまれ、街に根付き、食の都「Tokyo」といわれるほどに、日本の食が発展していった。 例えば、乾燥トマトを使用し、日本ならではの、より深く旨みを出す手法を使った「トマト出汁」は、日本の出汁文化とイタリアンの融合によりうまれた。このような日本独自の発想を取り入れ創意工夫を凝らし、発展した東京の食を味わっていただきます。

【テーマ:イタリア料理東京進化論】
0. ウェルカムドリンク:シェフの選ぶペアリングされたワインまたはミネラルウォーター/炭酸水


1. 乾燥トマト風味の野菜のテリーヌ
持続可能な食の未来を描いた一品。乾燥トマト出汁が深い旨味をもたらすオールプラント料理。

●料理詳細
乾燥トマトと干し椎茸の出汁で季節の野菜を煮込み、寒天を使ったテリーヌ。日本の出汁文化で、さらに味わい深いイタリア料理へ進化。
トマト出汁と野菜の旨味が重層的に広がり、野菜の食感が絶妙なハーモニーを奏でる一品。
全て植物性由来の素材で調理した、サステナブルな料理。


2. Pesce crudo (ペッシェ クルード)
日本の生魚文化とシェフの包丁技術から生まれた一品。日本の食文化とイタリアの食文化が見事に調和した料理。

●料理詳細
イタリアではカルパッチョといえば牛肉を使用することが多いが、生魚(タイ)を食材として使用したカルパッチョ。日本の刺身文化や魚をさばく技術が詰め込まれた一品。

 

3. 冷製カッペリーニ
地産地消の食文化が育む、食材を活かした一品。師から弟子へ、伝統と心を紡ぐ料理。

●料理詳細
毛ガニと昆布出汁のバブル(エスプーマ)を添えた冷製カッペリーニ(極細パスタ)。
日本とイタリアに共通する伝統的な食文化「地産地消」。地産地消の食文化、師・平田シェフの心、その両方を継承する鈴木シェフ。
伝統料理をベースに、革新的なスタイルと、地の食材の魅力を引き出した料理を通じて、進化する東京のイタリア料理を体験いただく。


Scene 03 未来の多彩性プレゼンテーション:「精進料理 醍醐」 4代目・野村 祐介 氏
未来の食とはなにか。江戸、近代、そしてこれからの食が担う価値とは何なのか。食とは普遍的なものであり誰もが楽しむものである。東京の未来の食の一つの形として、サステナビリティとダイバーシティの観点からプラントベースフード(植物性食品)を使用したり、国や宗教、子どもから大人まであらゆる垣根を越え幅広く楽しんでいただける食を料理で表現し本イベント最終章として体験していただきます。

【テーマ:サステナビリティ&ダイバーシティ】

0. ウェルカムドリンク:シェフの選ぶペアリングされたアルコールまたはミネラルウォーター/炭酸水

1. 精進料理ミニコース

●料理詳細
プラントベースフード(植物性食品)を使用、国や宗教、子どもから大人まであらゆる垣根を越え幅広く楽しんでいただける精進料理ミニコース7品程度

 

■ご注意事項

※当日のプログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※アレルギーや宗教上の理由などに伴う食事制限への個別対応につきましては、テーマやコンセプトに沿った調理を行っているため、基本的にはお応えすることが難しく、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。メニュー提供時には成分表でのセルフチェックにご協力いただけますと幸いです。
※本イベントはバスでの移動を含みます。原則として全行程へのご参加をお願いしております。
※当日は出演者への囲み取材を予定しております。囲み取材を希望される場合は、申し込みフォームを通じてご連絡ください。
※スチール/ムービーともにオフィシャル素材を提供予定です。
※本イベントでは事後広報用に主催者による撮影が入ります。予めご了承ください。<---NEW(12月4日更新)
※本イベントの取材により得た動画・写真・情報につきましては、関連報道に限ってご使用ください。
※原則1媒体1名までの参加とさせていただきます。複数名で参加を希望する場合は、人数調整させていただくことがあります。試食は原則1媒体1名分のご提供となります。

 

■参加申込み

ご参加希望の方は、以下の申込フォームより2024年12月9日(月) までにお申し込みをお願いします(多くのお申込みを得た場合は、早めに申込みを締め切る可能性があります)。


申込フォームhttps://forms.gle/dVnZRnxpLsFi5Pbs5


■定員
第1、2回目ともに15名、合計30名
※定員以上のお申込みがあった場合、申込者に対し、キャンセル待ちや次回(2025年1月末予定)の回をご案内する場合があります。

 

【お問い合わせ】
公益財団法人フォーリン・プレスセンター
担当:佐藤 彩子、石田 恵
TEL:03-3501-5251 MAIL: sc@fpcjpn.or.jp

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信