調査結果の詳細は「第33回 地球環境問題と人類の存続に関するアンケート調査報告書」
https://www.af-info.or.jp/ed_
公益財団法人旭硝子財団(理事長:島村琢哉)は、
概要
・今年の環境危機時計®の時刻は9時27分で、
・世界各地域の環境危機時刻を見ると、昨年に比べ、
・
・野生生物の生息地の保全・再生について、
・2030年までの目標達成に向けて、全目標達成を100%
・日本で2030年の達成度が最も低いと思う目標は「1.
I 環境危機時計®~人類存続の危機に対する認識
I-1 環境危機時計®の時刻
・環境危機時計®の時刻は、2011年以来、
・世界各地域の環境危機時計®の時刻を見ると、昨年に比べ、
・世界で針が戻った地域が多い中、
I-2 回答者の年代層による環境危機時刻の推移 (2015年~2024年)
・60代以上の回答者は、他の世代よりも進んだ環境危機時計® の時刻を回答する傾向がある。
・今年は20代から50代の示す環境危機時計®の時刻は戻り、
・中国の回答者の8割以上を占める20代、30代の人々は、
II 環境危機時計® の時刻記入にあたって念頭においた「地球環境の変化を示す項目」
本調査は、時刻を決める上で、次の「
地球環境の変化を示す9項目:
1. 気候変動、2. 生物圏保全性(生物多様性)、3. 陸域系の変化(土地利用)
4. 生物化学フロー(環境汚染)、5. 水資源、6. 人口、7. 食糧、8. ライフスタイル(消費性向)、
9.社会、経済と環境、政策、施策
II-1 地球環境の変化を示す9項目の加重平均選択率
・環境危機時計®
II-2 環境危機時計® の危機時刻の順位
・世界全体の「地球環境の変化を示す項目」を環境危機時計® の時刻順に並べると、「生物圏保全性(生物多様性)」(
III 「気候変動」と「生物多様性の喪失」の問題に関する認識
「気候変動」と「生物多様性の喪失」の問題に関して、①「
(「全く進んでいない」を「-2」、「
III-1 脱炭素社会への転換の進み具合に関する認識
・脱炭素社会への転換については、「政策・法制度」や「
III-2 「野生生物の生息地の保全・再生」の進み具合に関する認識
・野生生物の生息地の保全・再生については、
・20代、30代の人々は、
IV 持続可能な開発目標 (SDGs)に関する認識
持続可能な開発目標 (SDGs)に関して、日々の生活で関心を持っていること、
・2030年に達成度が高いと思う目標として、
・2030年に達成度が低いと思う目標として、「1.
2030 年までの目標達成に向けて、17 あるSDGs が、全体として2024 年時点でどの程度達成できていると思うか、全目標達成を100% として、1~ 100 の5%刻みの数値で回答してもらった。
・回答者の15.1%が達成度0%、9.5%
・SDGsの達成度については人によって感じ方の違いが大きい。
本調査は回答者から世界各国における環境問題の実情やご意見、
今年もアンケート回答とともに有意義なご意見やコメントを多数い
それらの中から抜粋したものを、
環境問題に関する有識者の生の声を是非ご覧ください。
https://www. af-info.or.jp/questionnaire/
●本年度の調査概要
調査時期: 2024年4月から6月
調査対象: 世界各国の政府・自治体、非政府組織(NGO/NPO)、大学・
送付数: 約39,000 (海外約37,000、国内約2,000)
回収数: 2,093
回収率: 約5.4%
[お問い合わせ先]
公益財団法人旭硝子財団 顕彰事業部長 田沼敏弘
〒102-0081 東京都千代田区四番町5-3サイエンスプラザ2階
Tel: 03-5275-0620 e-mail: post@af-info.or.jp URL: https://www.af-info.or.jp
写真 (左から):
1. 環境危機時計2024年
2. 世界各地域の環境危機時計® の時刻