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金沢21世紀美術館

ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース | ダブル・サイレンス

2020年08月26日

リリース
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attahce

美術館初、世界的に評価の高いベルギーとオランダ出身の注目作家による二人展

展覧会名:ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース | ダブル・サイレンス
会期:2020年9月19日(土)~2021年2月28日(日)
休場日:毎週月曜日(ただし9月21日、11月23日、2021年1月11日は開場)9月23日、11月24日、12月29日~2021年1月1日、1月12日
開場時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、1月2日・3日は17:00まで)
※観覧券販売は閉場の30分前まで
会場:金沢21世紀美術館 展示室7~12・14
料金:一般 1,200円(1,000円)/大学生 800円(600円)/小中高生 400円(300円)/65歳以上の方 1,000円(1,000円)
※( )内は団体料金(20名以上)及び前売り券料金
※本観覧券で入場当日に限り、同時開催中のコレクション展(2020年10月17日~2021年2月28日)にもご入場いただけます。
※本展覧会は日付指定入場制です。
前売り券購入方法:2020年9月1日10:00より当館ウェブサイト(https://www.kanazawa21.jp)にて販売を開始します。観覧日前日の23:59までご購入いただけます。
主催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
助成:フランダース政府、モンドリアン財団
協賛:小西酒造株式会社
お問合せ:金沢21世紀美術館  TEL 076-220-2800

【展覧会概要】
ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースは、共にヨーロッパが誇る芸術の歴史を素地に、他に類を見ないユニークな表現で世界に知られる美術家です。この度、はじめて二人だけの作品で空間構成をする二人展「ダブル・サイレンス」を開催します。
バロック絵画の伝統を受け継ぎ、人間の暗部を描き出すボレマンスの絵画作品。「建物としてのセルフ・ポートレイト」をコンセプトに身体の断片が印象的なマンダースの彫刻作品。普遍的な人間存在に関わる芸術上の探求は、一度見たら忘れられない数々のイメージを通して記憶されることでしょう。そして、美術史は過去を語るものでなく、現実世界の価値の再発見において重要な役割があることにも気づかされます。二人の作品とSANAAの建築との対話も本展の大きな魅力です。静寂の中で雄弁に語りかける60点余りの作品をご紹介します。

【作家プロフィール】
ミヒャエル・ボレマンス Michaël Borremans
1963 年ゲラールスベルゲン(ベルギー)生まれ、ゲント(ベルギー)在住。ベラスケスやマネなど伝統的な西洋絵画の技法とテーマに強い関心を寄せ、絵画を想像的な世界の窓を開く、普遍的な言語として捉えている。日常に潜む不穏さや危うさを、曖昧で矛盾に満ちた画題で表現する独特の雰囲気を持ち、具体的な意味や物語を拒むコンセプチュアル・アートの影響も強く見て取れる。近年は絵画から派生した映像作品も制作している。シドニー・ビエンナーレ(2018年、オーストラリア)、横浜トリエンナーレ(2011年)、ベルリン・ビエンナーレ(2006 年、ドイツ)、マニフェスタ5(2004 年、サンセバスチャン、スペイン)などに招待された。2010 年にはロイヤル・パレスにベルギー王室のための委嘱作品をシリーズで制作した。

マーク・マンダース Mark Manders
1968 年フォルケル(オランダ)生まれ、ロンセ(ベルギー)在住。 1986 年に「建物としてのセルフ・ポートレイト」というコンセプトを得て以来、マーク・マンダースの作品は全て一つの大きな自画像の一部を構成する。ドローイングや彫刻はそれ自体で完成しているとも言えるが、部分的に互換性があり、どのような組み合わせで「想像上の部屋」に収められるかによって有機的に変化し続ける。インスタレーションはある瞬間に凍結したような不朽性や普遍性を含み、見るものに静寂と不在を感じさせる。サンパウロ・ビエンナーレ(1988 年、ブラジル)、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013 年、イタリア)にオランダ代表作家として選出された。直近ではボンネファンテン美術館にて大規模な個展が開催され (2020 年、マーストリヒト、オランダ)、パブリック・アート・ファンド・プログラム(2019 年、セントラル・パーク、ニューヨーク、アメリカ)、ローキンスクエア(2017年、アムステルダム、オランダ)で屋外彫刻も発表している。

●プレスガイダンスのご案内
日時:9月18日(金)13:30〜15:00(受付は総合案内にて13:00より)
会場:金沢21世紀美術館レクチャーホール
内容(予定) 1)館長挨拶
     2)展覧会概要説明
     3)ミヒャエル・ボレマンス氏、マーク・マンダース氏紹介(予定)
     4)展示解説
     5)質疑応答
※ミヒャエル・ボレマンス氏、マーク・マンダース氏にインタビューをご希望の際は、事前に広報室までご相談ください。
※なお、状況によりミヒャエル・ボレマンス氏、マーク・マンダース氏がプレスガイダンスに出席できない場合もございますので、予めご了承ください。


[お問い合わせ先]
金沢21世紀美術館 
事業担当:黒澤浩美・中田耕市
広報担当:石川聡子・齊藤千絵・落合博晃
〒920-8509 金沢市広坂1-2-1
TEL 076-220-2814 FAX 076-220-2802
https://www.kanazawa21.jp E-mail:press@kanazawa21.jp
プレスリリース:https://www.kanazawa21.jp/tmpImages/videoFiles/file-62-480-file.pdf

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