プレスツアー(案内)

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実施日 : 2006年01月14日

2006年「五感で知る日本の食文化」プレスツアー・シリーズ

投稿日 : 2013年08月23日

第1弾 お祝い事「ハレ(晴れ)の日」の代表的な食べ物「巻き寿司」

 

実施日:2006年1月14日(土)

 

取材内容

 

 

 

 

 

日本には「ハレ(晴れ)とケ(褻)」という言葉がある。これらは民俗学からくる言葉で、「ハレ(晴れ)」とは祝い事に代表される「あらたまった」「正式な」「特別な」という意味をもち、「ケ(褻)」とは日常的なことで、「普通の」「普段の」といったことを意味する。

 

これまで日本人はこの「ハレ(晴れ)」と「ケ(褻)」の区別を生活の中に取り込んできた。そのお祝い「ハレ(晴れ)」の日の代表的な食べ物として、新年、お正月、節分(2月3日)といった日本の暦のお祝いや節目を迎えるとき、「巻き寿司」が食される。

 

日本食の代表として「スシ」が世界的にポピュラーな食べ物となっている今、特に「巻き寿司」は海外でもアレンジされ食されている。一言で「巻き寿司」といっても「細巻き」「太巻き」「裏巻き」等々、様々なバリエーションがある。

 

例えば「節分の夜に、太巻き寿司を、その年の恵方(えほう=吉(縁起がよい)の方角)に向かって丸かぶり(丸ごとがぶりと食べる)すると、1年間幸せに暮らせる」という言い伝えがある。

 

今回のツアーでは、日本人の日々の暮らしや考え方に密着した「ハレ(晴れ)」の日の食べ物について、女子栄養大学講師の解説を受けながら、実際に「巻き寿司」を作り食す体験を通して、「ハレ(晴れ)とケ(褻)」の世界観を知る。

 

*企画協力: 女子栄養大学、香川栄養専門学校

>> Link

 

 

実施要領

 

1)実施日: 2006年1月14日(土)

 

2)場所:女子栄養大学 駒込キャンパス (東京都文京区)

 

3)日程:

 

09:30 
JR駒込駅集合(徒歩で移動)
09:45 
女子栄養大学 駒込キャンパス着
10:00-10:30 
「巻き寿司」とはなにか-日本人の生活に根づく「ハレ(晴れ)とケ(褻)」についてのブリーフィング(香川栄養専門学校・遠山勇講師)
10:30-12:00 
「巻き寿司」作り
12:00-13:00
「巻き寿司」試食、及び質疑・懇談
(終了後、現地解散)

 

4)参加資格:外務省発行外国記者登録証保持者

 

5)参加費用:1人1,000円
*お支払い方法、キャンセル料等については参加者に通知します。

 

6)募集人数:先着順15名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)

 

7)FPC担当:小泉(Tel:03-3501-5070)

 

8)備考: 
(1)写真・TV撮影は一部制限があります。担当者の指示に従って下さい。
(2)女子栄養大学、香川栄養専門学校、及びFPCはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。

 

 

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