プレスツアー(案内)

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実施日 : 2005年02月24日

「防災テクノロジー」プレスツアー

投稿日 : 2013年08月23日

~レスキューロボット及び災害シミュレーションシステムの研究開発と関連産業集積化が進む川崎市臨海部~

 

阪神淡路大震災から10年。大地震などの災害発生時に少しでも被害を軽減するため、災害時のシミュレーションシステムや災害現場でけが人などの救出を行う災害救助ロボットの開発など、防災関連テクノロジーの研究開発が進んでいる。

 

川崎市の臨海部に広がる京浜工業地帯。重化学工業が集中して誕生した日本最初の臨海工業地帯で、戦後日本の高度経済成長を支えてきた。この地域が今、レスキューロボットの開発拠点として再生しつつある。京浜工業地帯の中核的な役割を担ってきた製鉄会社NKK(現JFE)の旧体育館を利用して2002年、防災研究の新たな拠点「川崎ラボラトリー」がオープンした。ラボラトリーでは、独立行政法人防災科学技術研究所の地震防災フロンティア研究センター(NIED-EDM)が災害総合シミュレーションシステムの開発などを行っているほか、研究者を中心に組織されたNPO「国際レスキューシステム研究機構」(IRSI)が、災害救助ロボットの実用化に向けた研究開発を行っている。

 

さらに、神奈川県では川崎ラボラトリーを核として、レスキューを切り口としたロボット関連産業の集積・活性化を目指した「国際レスキューコンプレックス(IRC)計画」を推進しており、同地域にはロボット開発企業が集まりつつある。

 

ツアーでは、川崎ラボラトリーを訪問し、防災技術やレスキューロボット開発の最前線について取材するとともに、重化学工業地帯からロボット産業集積地への転換を図る国際レスキューコンプレックスの現状を探る。

 

取材内容

 

 

 

 

1.「川崎ラボラトリー」

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川崎ラボラトリーではNIED-EDMとIRSIが文部科学省の委託事業として「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」を実施している。NIED-EDM は、震災総合シミュレーションシステムの開発を行うとともに、臨海部における津波災害総合シミュレーターの開発など、大都市特有の地震防災課題についての先端的シミュレーション技術の開発を進めている。一方IRSIでは、体育館の高さや広さを有効に生かした大規模なテストフィールドを設け、住居やオフィス環境など災害現場を模擬した施設でレスキューロボットの開発と実用化に向けたテストを行っている。ツアーでは両研究機関の研究開発の様子を津波シミュレーションやロボットの実演なども含めて取材する。

 

2.「国際レスキューコンプレックス(IRC)」計画及び「テクノハブ・イノベーション・川崎(THINK)」についてのブリーフィング
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川崎ラボラトリーではNIED-EDMとIRSIが文部科学省の委託事業として「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」を実施している。NIED-EDM は、震災総合シミュレーションシステムの開発を行うとともに、臨海部における津波災害総合シミュレーターの開発など、大都市特有の地震防災課題についての先端的シミュレーション技術の開発を進めている。一方IRSIでは、体育館の高さや広さを有効に生かした大規模なテストフィールドを設け、住居やオフィス環境など災害現場を模擬した施設でレスキューロボットの開発と実用化に向けたテストを行っている。ツアーでは両研究機関の研究開発の様子を津波シミュレーションやロボットの実演なども含めて取材する。

 

3.ロボットベンチャー企業取材(シリコンロボティックス株式会社)
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THINKの一施設「THINK未来工房」ではロボットベンチャーの誘致を進めている。ここに入居しているシリコンロボティックス株式会社は、日本SGI の社内ベンチャーとして2001年11月設立。レスキューロボットやコミュニケーションロボットの企画・製作などを行っている。取締役の秋元大氏に話を聞く。

 

実施要領

 

1. 日程案
2月24日(木)

 

08:30
日本プレスセンタービル発 (貸しきりバスで移動)
(車中「国際レスキューコンプレックス(IRC)」についてのブリーフィング)
09:30-10:00
THINKについてのブリーフィング
10:00-12:30
川崎ラボラトリー取材
  10:00-11:00 NIED-EDM取材
  11:00-12:30 IRSI取材
12:30-13:30
昼食懇談会
13:30-14:30
シリコンロボティックス取材
15:30
日本プレスセンタービル着

 

参加資格
外務省発行外国記者証保持者

 

参加費用
1人1,000円(交通費、食事代含む)
*支払い方法、キャンセル料につきましては、後ほどお知らせ致します。

 

参加人数
募集人数:先着順20名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)。
申し込み人数が20名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。

 

FPC担当
矢野・鈴木 (Tel: 03-3501-5070)

 

備考
(1) 写真・TV撮影は担当者の指示に従ってください。

 

(2) FPCはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。

 

 

 

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