実施日 : 2014年08月25日 - 26日
案内:秋田プレスツアー
投稿日 : 2014年08月06日
―― ここにしかない文化を守り伝える ――
- 人口減少の村で一度途絶えた伝統の舞「番楽」が復活/アートイベントで村が元気に -
- 大晦日に戒めの神が家々を訪れる、「なまはげ」の継承 -
- 郷土の食文化、魚醤「しょっつる」のブランド化 -
東北地方の北西部に位置する秋田県。西に日本海、東に奥羽山脈と、周囲を海と山に囲まれ、全国有数の豪雪地帯としても知られる。ここには、古くから受け継がれた伝統芸能や風習が現在も数多く存在している。
秋田県は、日本の他の多くの地方と同じように人口減少という課題を抱えている。65歳以上の高齢人口の割合が31.5%と全国で最も高い一方、0~14歳の年少人口の割合は10.9%と全国で最も低く、少子高齢化の深刻化が顕著だ。
そのよう状況のなか、ここにしかない独自の文化を守り、伝えようという動きがある。
秋田県中央部の上小阿仁村は、都会への人口流出が進み、現在の人口は約2,600人。この静かな村が夏の66日間に渡って開催される現代アートイベント「KAMIKOANIプロジェクト秋田」で活気づく。アーティストが滞在して創作活動をしたり、パフォーマンスなどが行われるこのイベントに、昨年は人口の4.6倍にあたる1万2千もの人々が訪れた。最近、この上小阿仁村で、一度途絶えた伝統の舞、番楽が20年ぶりに復活した。昔を知る集落の高齢者が、村の小中学生を指導し、再演できるまでになったのだ。「KAMIKOANIプロジェクト秋田」でも生徒達による番楽が披露される。
日本海に突き出た半島である男鹿市にも、ここにしかない独特の風習がある。大晦日の夜、集落の若者たちが面や装束を着けて「なまはげ」に扮し、「親の言うことを聞かない子はいないか」などと大声で叫びながら地域の家々を回るのだ。「なまはげ」は、怠け心を戒め、無病息災、豊作や豊漁を約束する神なのだ。男鹿ではこの風習を若い世代に継承するための様々な取組みが行われている。また、秋田特産の魚醤「しょっつる」のブランド化に情熱を傾ける生産者もいる。
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本プレスツアーでは、独特の豊かな伝統文化を今に残す秋田を訪ねる。ここで、世界共通の課題である、少子高齢化時代における伝統の継承に力を注ぐ人々や、アートイベントで活気づく過疎の村の姿を追う。
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※本プレスツアーは秋田県が主催し、フォーリン・プレスセンターが企画協力しています。
取材内容
【1日目: 上小阿仁村】
- 人口減少の村で一度途絶えた伝統の舞が復活/アートイベントで村が元気に -
1.上小阿仁村 「KAMIKOANIプロジェクト秋田」
~人口2,600人の過疎の村に、1万2千人が訪れる現代アートイベント~
http://kamikoani.com/?page_id=2
https://www.vill.kamikoani.akita.jp/forms/top/top.aspx
http://common.pref.akita.lg.jp/genkimura/area/detail.html?cid=7&id=707
・上小阿仁村 村長 中田 吉穗さん
・KAMIKOANIプロジェクト秋田 ディレクター 芝山 昌也さん(秋田公立美術大学 准教授)
秋田県の中央部に位置する上小阿仁村。緑深い山に囲まれ、清流が走るこの村は、古くから天然秋田杉の産地として知られ、かつては林業が盛んだった。しかし、少子高齢化が進み、現在村の人口は2588人にまで減少。秋田県の市町村の中で、最も人口が少なく、また最も高齢化が進んでいる場所だ。
この村で、2012年から現代アートイベント「KAMIKOANIプロジェクト秋田」がスタートした。66日間に渡り、廃校になった小学校や棚田といった上小阿仁村の風景を舞台に繰り広げられるもので、国内外のアーティストが村に滞在して制作活動をしたり、美術作品の展示やパフォーマンスが行われる。昨年のイベント開催期間中に村を訪れた人の数は、人口の4.6倍にあたる1万2千人。65歳以上の割合が46.9%に上るこの村に、全国から若者がやってきたのだ。
同村の中田村長は、プロジェクトの狙いは経済効果という目先の利益ではないと語る。「モノを売り買いするだけでは交流は切れてしまう。でもこのプロジェクトで村が好きになった人は何度もやってくる。外から人が来て、交流が進むと村の人達に色々なことを訊いてくる。そうすると自分達も勉強して、地元に愛着が湧く。」外から人を呼ぶことで、村の人達が誇りを持ち、元気になるというポジティブなサイクルを生み出すのが目的だ。
実際、このプロジェクトによって村のことを知った東京の企業から、人手不足を助けようと団体で清掃ボランティアがやってくるなど、村に少しずつ変化が起き始めている。
◆アートイベント「KAMIKOANIプロジェクト秋田」期間中の上小阿仁村を訪ね、村長を始めとする関係者、参加アーティストや展示会場などを取材する。
2.上小阿仁村 婦人会
~アートイベントをカフェ運営で支える地元婦人会。「若い人からパワー貰える」~
KAMIKOANIプロジェクト秋田の主な会場は、上小阿仁村でも最も山深いエリアである八木沢集落だ。飲食店がないここで訪れた人々をもてなすのは地元婦人会のボランティアメンバーだ。上小阿仁村婦人会には村の50代~80代の女性400名が参加しており、地域の行事に携わっている。婦人会ではKAMIKOANIプロジェクト秋田期間中の週末に、廃校になった小学校でカフェを運営。特産品のズッキーニなど村で採れた野菜を使った手作りのカレーを販売し、来場者に大好評だ。婦人会会長の竹石悦子(たけいし えつこ)さん(63歳)は、「最初は現代アートって?と思ったけれど、遠くの県からも若い人たち、美大生なんかが見に来ていて、すごいなあと思う。おもてなししたいし、残さず食べてくれたら嬉しい。衛生面に気を付けながらやっていて、期間中は気が抜けないけど、若い人と話すとパワーが貰える」と語る。
◆上小阿仁村婦人会のメンバーにインタビューするとともに、婦人会が運営するカフェで手作りのカレーを食べる。
3.上小阿仁村 八木沢集落 伝統芸能「番楽」の復活
~過疎により一度途絶えた舞が、20年ぶりに甦った~
http://common.pref.akita.lg.jp/genkimura/village/detail.html?cid=9&vid=4&id=844
http://common.pref.akita.lg.jp/genkimura/village/detail.html?cid=9&vid=5&id=845
http://common.pref.akita.lg.jp/genkimura/area/detail.html?cid=7&id=707
・八木沢番楽保存会 会長 佐藤 敏雄さん(88歳)
・村田 肇さん(80歳)
・佐藤 金次郎さん(76歳)
KAMIKOANIプロジェクト秋田の主な会場である八木沢集落。上小阿仁村の南端に位置し、山々に囲まれたこの集落は、村のなかでも最も過疎が進んでおり、現在9世帯に16名の高齢者が暮らすのみとなっている。八木沢集落は、江戸時代後期(1813年)に人々が移り住んだのが始まりと言われており、独自の文化を守ってきた。なかでも「八木沢番楽」と呼ばれる独特の舞は、人々の間で大切に守り伝えられてきた伝統芸能だ。笛や太鼓などの囃子に合わせて行う勇壮で力強いこの舞は、先祖の供養と豊作を願うお盆に欠かせないものだったのだ。
ところが、1960年代後半に交通の便が良くなると、住民の多くが集落を離れていき、番楽の担い手も減っていった。番楽の上演には14~15名が必要だが、それだけの人数もいなくなり、演目が成立しなくなった。そして1989年には、ついに地域から番楽が姿を消してしまった。
一度は途絶えていた「八木沢番楽」だが、2010年に上小阿仁小中学校が後世に残そうと呼び掛けた。かつての番楽を知る佐藤敏夫さん(88歳)が応じ、復活に向けた取組みが始まった。これに力を発揮したのが、「地域おこし協力隊」として都会から村にやって来た水原聡一郎さん(27歳)と桝本杉人さん(41歳)だ。水原さんらは佐藤さんに弟子入りし、番楽の基礎を学び、佐藤さんと共に中学生に伝え教える役割を担った。2010年10月、中学校の文化祭で10人の生徒たちにより番楽が演じられ、約20年ぶりの復活を果たした。
◆上小阿仁村の八木沢集落を訪問。「番楽」の重鎮である佐藤敏雄さん(88歳)らにインタビューを行う。(「番楽」の復活をサポートした若者、水原聡一郎さん(27歳)、桝本杉人さん(41歳)も併せて取材する(※次項4.参照)。)
4.村の小中学生による「番楽」の上演
~地域の子供達による伝統芸能の継承。「地域おこし協力隊」の活躍~
http://www.vill.kamikoani.akita.jp/forms/info/info.aspx?info_id=29019
http://common.pref.akita.lg.jp/akitanomiryoku/detail.html?cid=2&id=372
・上小阿仁小中学校の生徒たち
・地域おこし協力隊/現・地域活性化応援隊 水原 聡一郎さん(27歳)
・同上 桝本 杉人さん(41歳)
20年ぶりに復活した「八木沢番楽」を演じるのは、上小阿仁小中学校の生徒たちだ。村の中心部に位置する上小阿仁小中学校は、人口減少を受けて2007年に2つの小学校が統合され、それに中学校が併設されてできた村で唯一の学校だ。小学生66名、中学生38名が学んでいる。
生徒達は、往年の番楽を知る、佐藤 敏雄さん(88歳)ら八木沢集落の重鎮たちの指導を受け、文化祭で番楽を演じるほか、KAMIKOANIプロジェクト秋田期間中も訪れた大勢の人々の前で披露している。
これの実現を陰で支えたのが、日本政府(総務省)が派遣する「地域おこし協力隊」の水原 聡一郎さん(27歳)と桝本 杉人さん(41歳)だ。「地域おこし協力隊」は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方に、地域外の若い人材を誘致することで、地方の活性化を図ることを目的としている。神奈川県出身の水原さんと滋賀県出身の桝本さんは2009年に八木沢集落に移り住み、休耕田の再生や、雪かきなどの高齢者の生活支援をしてきた。これに加え、「番楽」を習うために八木沢集落の佐藤さんに弟子入りし、師匠に基礎を教わってそれを小中学生に伝えた。
水原さんは、「地域おこし協力隊」の3年の任期を終えた後も、上小阿仁村に留まり、現在は村の委託を受けて活動を続けている。
◆上小阿仁村小中学校の生徒による舞「番楽」を視察し、伝統を継承する役目を果たしている小中学生へのインタビューも行う。
【2日目: 男鹿市】
- 大晦日に戒めの神が家々を訪れる、「なまはげ」の継承 -
- 郷土の食文化、魚醤「しょっつる」の再生とブランド化 -
5.地域に伝わる「なまはげ」の教え
~怠け心を戒め、無病息災を約束する神~
http://www.namahage.co.jp/namahagekan/
・男鹿真山伝承館/なまはげ館
・なまはげ面彫刻師 石川 千秋さん
大晦日の夜、集落の若者たちが面や装束を着けて「なまはげ」に扮し、「親の言うことを聞かない子はいないか」「ここの家の嫁は早起きするか」などと大声で叫びながら地域の家々を回る。男鹿の人々にとって「なまはげ」は、怠け心を戒め、無病息災、豊作や豊漁を約束する神である。なまはげを迎える家では、昔から伝わる作法で料理や酒を準備してもてなす。
起源には諸説あるが、「なまはげ」の語源は、「ナモミ剥ぎ」と言われている。「ナモミ」とは、冬に囲炉裏端で長く暖をとると手足にできる火型のこと。怠け心を戒めるために「ナモミ(火型)」を剥ぎ落しにやってくる存在であることから、「ナモミ剥ぎ」、転じて「ナマハゲ」になったという。
激しい動作と共に突然訪れる異形の存在、なまはげは、子供達にとっては恐怖そのもの。大晦日の夜、男鹿の家々では泣き叫ぶ子供達の光景が見られた。「怠けてはいけない」という重要な教えを強烈な印象を与えながら子供達の心に刻み込んだのだ。なまはげ行事は1978年に国の重要無形民俗文化財に指定された。現在、男鹿市内の70~80の集落で毎年大晦日に続けられている。
◆なまはげの歴史や意義について展示する「なまはげ館」を訪れ、解説員に概要説明を受けたり、面の彫師へのインタビューを行う。その後、古民家(「男鹿真山伝承館」)で、大晦日の真山地区のなまはげ行事を忠実に再現した実演を視察・体験する。この実演は、地元の人以外はなかなか見ることができなかった行事とその意義を広く伝える役割を果たしている。
6.真山なまはげ伝承会 会長 菅原 曻さん(70歳)
~少子高齢化のなか「なまはげ」をどう継承していくか~
http://ww5.et.tiki.ne.jp/~haru228/katudou.htm
男鹿市のなかでも特に真山地区は、なまはげ行事の古い伝統としきたりを厳粛に受け継いでいることで知られている。
昔からなまはげに扮するのは未婚の若者の役目で、真山地区では現在でも20代~30代の地域の青年会メンバー7~8名がその役目を担っている。彼らを指導し、伝統を守り伝える活動を行っているのが、青年会OBが中心となって結成された真山なまはげ伝承会だ。
会長の菅原さんは、なまはげは共同体の人々の絆をつなぐ重要な意味を持っていると語る。なまはげは、ただ子供達をおどかしているのではなく、「大人になった時に困らないように、立派な大人に育ち、将来は地域を守って貰いたい」という願いが込められた存在だという。菅原さんも幼いときはなまはげが恐ろしくて仕方なかったが、小学生になると恐怖であると共に正月を迎える前の楽しみになった。さらに成長するにつれ、自分もなまはげをやってみたいと思うようになった。「なまはげは地域を守る神様。当時はやりたくても簡単にやらせて貰えるものではなかった。17歳で初めてなまはげになった時はどきどきした。この地区の青年として認めて貰えたという誇らしい気持ちになり、子供たちに立派に育って貰いたいという想いを持つようになった。今度は自分が共同体を守る立場になったんだという気持ちに変わった」と力を込める。
菅原さんは、なまはげに扮する若者が減り、また少子高齢化でなまはげの来訪を受け入れる家庭の数も減少している現状を懸念している。地区の62軒のうち中学生以下の子供がいるのは4軒。なまはげを受入れる家は今では12~13軒だ。そこで菅原さんは、地域の小中学校でなまはげについて教えたり、衣装作りの講習を行っている。継承者不足について子供達と一緒に議論することで彼らの意識が変化するのを感じているという。
◆なまはげを次世代に継承すべく活動する「真山なまはげ伝承会」の菅原会長にインタビューし、その活動の意義や想いについて聞く。
7.男鹿市立男鹿北中学校 なまはげ太鼓クラブ
~中学生による「なまはげ」をモチーフにした新たな形のパフォーマンス~
http://www.namahage.ne.jp/~ogakita/index2.php
なまはげ太鼓は、20年ほど前から男鹿市周辺で広がった、なまはげをモチーフにした新たなスタイルの和太鼓パフォーマンス。なまはげの装束を身に着け激しく舞いながら太鼓を叩く演目が特徴的だ。男鹿には若者たちが結成したなまはげ太鼓のグループがいくつもある。地元のシンボルであるなまはげの要素を取り入れつつ、新たな表現の世界を生み出している。
このなまはげ太鼓に地域の中学生も取り組んでいる。男鹿市立北中学校のなまはげ太鼓クラブだ。同校の生徒は全部で37名。約20年前には280名程度いたが、都会への人口流出と少子高齢化により生徒数も大きく減少した。しかし、全校37名のうち15名が参加するなまはげ太鼓クラブの活動は活発だ。夏休みにも学校に出て熱心に練習し、文化祭などで披露している。2年生の古仲優菜さん(14歳)は、「入学する前の年に文化祭を見に来てかっこいいと思った。ここでしかできない活動だからやりたいと思った」と話す。男鹿ならではのなまはげ太鼓が学校に活気をもたらしている。
◆男鹿市立男鹿北中学校を訪問し、「なまはげ太鼓クラブ」のパフォーマンスを視察。生徒達や教諭に話を聞く。
8.秋田独特の食文化:魚醤「しょっつる」
~消えかけていた郷土食をブランド化~
http://www.slowfoodjapan.net/blog/hinmoku/hatahata/
・株式会社 諸井醸造 代表取締役 諸井 秀樹さん(60歳)
中国、韓国、東南アジア一帯で調味料として古くから親しまれている魚醤。タイのナンプラー、ベトナムのヌクマムが良く知られているが、古代ローマ時代にもガルムと呼ばれる魚醤があった。日本でも、醤油が食べられるよりもはるか昔から魚醤の類が存在していたと考えられている。
しょっつるは、かつて秋田で大量に水揚げされたハタハタなどの魚を原料とする秋田独特の魚醤だ。ハタハタは秋田の県魚で、厳しい冬に産卵のため海岸に押し寄せる光景は喜びをもって人々に迎えられたものだ。しかし、乱獲などにより1970年代半ば以降は漁獲量が激減。そこで地元漁業者は、1992年から3年間に渡る全面禁漁に自主的に踏み切った。このような自主規制の事例は世界で唯一である。これ以降、徹底した資源管理によって着実に漁獲高が回復している。
食生活の変化や後継者不足により、しょっつるの製造元も次々と姿を消していった。そこで、ハタハタ漁獲高の回復を機に立ち上がったのが、地元の醤油メーカーである諸井醸造の社長、諸井秀樹さんだ。このままでは郷土の食文化が消えていってしまうと危機感を抱き、ハタハタ100%の高品質でぜいたくなしょっつるを開発。17年もの歳月をかけて納得の味に辿り着いた。
こうして諸井醸造によって甦った「ハタハタのしょっつる」は、The Slow Food Foundation(イタリア)が守るべき食を認定する「味の箱舟」にも選ばれている。2013年には、日本の観光庁が主催した「世界にも通用する究極のお土産」品評会で、全国700以上の中から9選に選定された。
◆秋田独特の魚醤「しょっつる」のブランド化に情熱を注いだ、諸井醸造の諸井社長に話を聞く。
(※注:熟成中の樽の様子は撮影できますが、仕込み作業は冬に限られるため見られません。)
実施要領
1.日程案:2014年8月25日(月)~26日(火)
<1日目>
8:10 集合 羽田空港
8:55-10:05 羽田空港~大館能代空港(空路)
10:30-11:30 大館能代空港~上小阿仁村(車1h)
11:30-12:30 アートプロジェクト取材①
プロジェクト会長 中田吉穗・上小阿仁村村長
ディレクター 芝山昌也・秋田公立美術大学准教授
12:30-13:15 上小阿仁村婦人会/昼食(手作りカレー)
13:30-14:15 アートプロジェクト取材②
ディレクター 芝山昌也さん、レジデンス作家(衣川泰典さん、陳誼嘉さんなど)
14:45-16:05 八木沢番楽の継承
八木沢番楽保存会 佐藤敏雄会長、村田肇さん、佐藤金次郎さん
地域おこし協力隊/現・地域活性化応援隊 水原聡一郎さん、桝本杉人さん
上小阿仁小中学校生徒による八木沢番楽披露/インタビュー
16:05-17:05 アートプロジェクト取材③
ディレクター 芝山昌也さん
地域活性化応援隊 桝本杉人さん
17:05-18:50 上小阿仁村~男鹿温泉(男鹿観光ホテル 宿泊)
<2日目>
8:30-9:00 宿舎発、移動
9:00-10:00 秋田の食文化
しょっつる 諸井醸造 諸井秀樹社長
なまはげ関係取材
10:00-10:30 移動
10:30-12:10 なまはげ館視察、面彫り師 石川千秋氏取材
12:15-13:30 昼食、休憩
13:30-13:50 男鹿真山伝承館(なまはげ行事の再現)
14:00-15:00 真山なまはげ伝承会 菅原曻会長
15:00-16:00 移動(入道崎経由)
16:00-17:00 男鹿市立男鹿北中学校「なまはげ太鼓クラブ」/生徒、板橋教諭
17:00-18:30 男鹿市立男鹿北中学校~秋田空港
19:20-20:25 秋田空港発~羽田空港
2.参加資格: 外務省発行外国記者登録証保持者
3.参加費用: 1人20,000円(全行程交通費、宿泊費、食費を含む)
*お支払い方法、キャンセル料等は、後日参加者にご連絡します。
4.募集人数: 10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)。
*申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。
5. FPCJ担当:吉田(TEL: 03-3501-3405)
6.備考:
(1) 写真・TV撮影に関しては担当者の指示に従ってください。
(2) 主催者およびFPCJはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。
(了)