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実施日 : 2023年11月07日

「日本経済の現状、物価と賃金上昇の好循環に向けて」(渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授 )

投稿日 : 2023年10月17日

日本経済は、バブル崩壊後、いわゆる「失われた30年」ともいわれる長期経済低迷が続き、慢性的なデフレに悩まされてきました。一方、昨年春以降は、パンデミックやロシアによるウクライナ侵攻などを背景とした世界的なインフレや、輸入コストの増加、さらに円安の影響により、日本国内でも原油価格の高騰や食料品をはじめとする物価上昇が進んできています。922日に総務省が公表した全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は、昨年9月から12カ月連続で前年同月比3%を上回る数値を記録し、今年1月をピークに上昇率は低下傾向にあるものの、引き続き日銀が掲げる物価目標2%を超える状況が続いています。かかる物価上昇は、賃金上昇を伴う持続的・安定的なインフレへと転じ、長引くデフレの改善へとつながるのか、注目が集まっています。

 

FPCJでは、マクロ経済学をご専門に物価と金融政策について研究される傍ら、ビックデータに基づく物価指数の算出・配信等を行うベンチャー企業も起業されるなど、日本経済の動向について積極的に発信されている東京大学大学院経済学研究科・経済学部 渡辺努 教授をお招きし、「日本経済の現状、物価と賃金上昇の好循環」をテーマにお話しいただきます。

 


■Zoomウェビナーを利用した「ライブ配信」です。オンラインでの実施のため、会場でご参加いただくことはできません。


■日時: 2023117日(火)14:05-15:35 (申込締め切り:11/6(月) 12:00) 

※当日は、14:00から本オンライン・プレス・ブリーフィングの配信場所である日本プレスセンタービルで防災訓練の館内放送が行われるため、ブリーフィング開始は14:05を予定しております。

■テーマ: 「日本経済の現状、物価と賃金上昇の好循環に向けて(案)」

■ブリーファー:渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授


■言語:日本語(英語の逐次通訳付)

通常のブリーフィングと同様に、質疑応答の時間も設けております(原則、「外国メディア」が対象)。
■外国メディアの方へ:
講師への質問や関心事項があれば、予め cp@fpcjpn.or.jp 宛に 、11/2 (木) 16:00までにお送りください。

当日は質問時間も限られていますので、事前に取りまとめて講師にお伝えします。

FPCJ賛助会員および大使館員の方も、オブザーバーとしてご参加いただけます(参加費無料)。

■申込方法:お送りしたメールをご確認ください。

※メールでのお申込は受け付けておりません。


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