実施日 : 2010年11月22日
動画報告:山梨県プレスツアー(2010年11月22日)
投稿日 : 2013年08月23日
■山梨県プレスツアー(2010年11月22日)
~森林と水、豊かな自然が作り出す「やまなしブランド」の挑戦~
【横内正明 山梨県知事】
山梨県は富士山そして周りを3000メートル級の山に囲まれた盆地であります。したがって夏が暑くて冬が寒い。また、晴天率が高いということがありまして、名産としては果物がいいものが取れる。もう一つ、ミネラルウォーター。日本の生産量の4割と日本でもダントツに多い。高い山に囲まれているため水の質が良い。ですから質の良いワインができる。ワインの中でも特に皆さんにおススメしたいのが甲州ワイン。甲州ブドウと言って山梨県で1000年前から栽培されているブドウがありまして、このブドウで醸造された白ワインが甲州ワイン。
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【三澤茂計 中央葡萄酒代表取締役】
甲州というのはオリジナリティがあり、国際的な評価も高まっています。日本料理に代表されるようにヘルシーであると、そういう点で見て甲州ワインに合うとして認められつつある。今年の4月にOIVという国際的な組織によって国際登録された。特にヨーロッパ向けのワインのラベル「甲州」が表示できるようになりました。7月にはロンドン市場に甲州が上陸しました。
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平安時代から和紙の産地として知られてきた市川大門は、現在でも障子紙では全国シェア40%を誇る日本一の産地。ここに本社を構える老舗の和紙メーカー「大直」では、約50年前から稼働している全国的にも珍しい紙すき機による和紙の生産が続けられている。
【一瀬美教 株式会社大直代表取締役】
ここにあるのがお正月を迎えるためのもろもろの商品でして、来年の干支はうさぎです。お祝いのものを作ってまして、機械で梳いた紙でいろいろ作っております。基本的に今までは和風のものづくりをしてきましたが、やはり伝統産業も海外に商品を紹介していきたいという気持ちがすごくありまして、こういうポーチですとかバッグなんかをちょうど3年前から山梨県出身の工業デザイナーの深澤直人さんのような世界的に認められている人と伝統産業と一緒に展示会、メゾン・エ・オブジェにSIWAの商品を出展しました。おそらく時間をかけていけば普及していくのではないか。