記者招聘事業(報告)

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実施日 : 2016年10月18日 - 26日

2016年 APIC-FPCJ太平洋・カリブ記者招待計画

投稿日 : 2016年11月22日

2016年10月18日から26日まで、一般財団法人国際協力推進協会(APIC)の「2016年 APIC-FPCJ太平洋・カリブ記者招待計画」が行われました。自然災害や気候変動による影響、廃棄物処理などの問題に直面している太平洋の島嶼国とカリブ地域から記者を招き、各国が抱える課題の解決に役立ちうる日本の知見や取り組みを取材し、本国で発信してもらうという事業です。当センターはAPICの委託を受け、企画運営を行いました。

 

参加したのは、以下の6名です。

【フィジー】Mr. Tevita Vuibau  「Fiji Times」紙 副編集長

【パプアニューギニア】Ms. Quintina Naime  ニュースサイト「LOOP PNG」 上級記者

【トンガ】Mr . Sione Taukapo  「Talaki Newspaper」紙 副編集長

【ジャマイカ】Mr. Amitabh Sharma  「The Gleaner Company」社 海外版上級編集者

【トリニダード・トバゴ】Ms. Shaliza Hassanali  「Trinidad & Tobago Guardian」紙 上級記者

【プログラム・コーディネーター】Mr. Floyd K. Takeuchi

 

一行は、東京周辺で政府機関への訪問や主に環境面の取材を行った後、三日間の行程で東日本大震災で被災した宮城県を訪れました。どの記者も、日本の先進的な取り組みを報道することで、自国の脆弱性を克服したいとの強い意志を持っており、全ての取材先で精力的に取材を行っていました。毎日の取材後には、コーディネーターのタケウチ氏が中心となってその日の取材を振り返るミーティングを持ち、その日のうちには記事を執筆していました。

 

以下は、参加記者が執筆した記事の一例です。

http://jamaica-gleaner.com/article/art-leisure/20161023/trash-cash

http://www.looppng.com/content/japan-shows-effective-monitoring-natural-hazards

 

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川崎市では廃棄物処理をテーマに、マンションでのごみ分別や、ごみのリサイクルの現場を視察しました。

 

 

 

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Hondaでは、水素自動車を含む再生可能エネルギーについて取材しました。Hondaは太平洋のマーシャル諸島共和国のエネルギー自給化、再生可能エネルギー化に取り組んでいます。

 

 

 

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気象庁では、自然災害の監視・情報提供体制を取材しました。

 

 

 

 

 

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週末には荒川河川敷の清掃活動「荒川クリーンエイド」に参加しました。東京の環境が一般市民の活動によって美しく保たれていることが分かりました。

 

 

 

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宮城県東松島市では、東日本大震災による被害の規模や復興の現状を取材しました。写真は、東日本大震災の経験を踏まえて整備された食料や日用品の大型備蓄倉庫です。

 

 

 

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仙台市の七郷小学校を訪れ、「防災安全科」の授業を見学しました。東日本大震災の経験を子供たちの安全に活かすため、全学年でほぼ週1回、「防災安全科」の授業が行われています。

 

 

 

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ホテルに戻ったのち、その日の取材内容をどのような角度から記事にするかについて議論する参加記者たち。

 

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