【秋田県】秋田びいき:国際交流員が秋田の魅力を紹介します!
投稿日 : 2018年02月26日
「さむいから、あったかい」秋田は冬のほうがいいと納得しながら、自然の恵みと作り手の丹念が生んだ北限のお茶、眩しくも眼を潤う夏の田沢湖、そして風情漂う天空の花火 … … 秋田の「素敵」は尽きません。
秋田県庁に勤務する国際交流員4名が秋田の魅力を紹介します。
ジェニファー・キャンベル(米国CIR 3年目)
秋田では、寒い時期に温かくて美味しい料理が頻 繁に出ます。きりたんぽ鍋に、温かい稲庭うどん、甘酒など、たくさん楽しめます。楽しめるのは食べ物だけではありません。秋田の冬祭りも素晴らしいです 。
特に、私は横手市のかまくら祭りが大好きです。雪の像が立ち並び、かまくらの中でお菓子を食べる楽しさは自然と心が落ち着きます。
祭りから帰っても暖かい慰められたような気分は、いつまでも続きます。元々、私は冬が好きだったけど、秋田へ来てから、さらに大好きになりました。
羅 旭(ラ・キョク、中国CIR 1年目)
秋田県能代市の檜山茶を皆さんにご紹介したいと思います。
江戸時代中期に栽培が始まったこの檜山茶は京都の宇治茶にゆかりがあり、江戸時代から檜山地域の武士の製茶として根付いてきた300年ほどの歴史があります 。
みずみずしい茶葉を摘み取って、火をたいて蒸し器で茶葉を蒸し、炭火をおこして乾燥炉を使って手揉みをします。この丁寧な作り方や伝統文化に強い思いを抱きながら努力している姿に感心しました。皆さんも是非茶の手揉みを体験して、秋田のお茶の文化を楽しんではいかがでしょうか。
一芯二葉 お茶の手揉み
柳 小靖(ユ・ソジョン、韓国CIR 1年目)
水深日本一を誇る田沢湖は韓国の人気ドラマ「アイリス」で有名だったので身近に感じます。
秋田はどこも自然が綺麗ですが、夏の田沢湖は格別です。晴天の空 、太陽が照りつける湖面、湖岸の緑、また駒ヶ岳といったハーモニーをボーッと眺めるだけで結構いい癒やしになります。
アウトドアスポーツも楽しめるので実際、湖水に浮かぶと行く場所によって変わる水の色に惚れてしまう素敵な湖です。
鄒 雲濤 (スウ・ウントウ、中国CIR一年目)
最近、この島国は一つの桃源郷ではないかとつくづく思えてきます。
しかも多くの点で、広い世界と文脈の疎通した国です。花火につけても世界に誇るべき達成を見せています。大曲の花火を一度見たら、その時の印象や味わいが脳裏に焼き付いたように、いつまでたっても感嘆といっしょに甦ってくるでしょう。
「なまはげ」や「秋田犬」、さまざまなお祭り、クライマックスにはミュージカル「ライオン・キング」がそれぞれ音楽と一体になって夜空に綻び、まばゆく繰り広げられました。
大空に語りかける花火師たちの魂の発露に伝統と創造の閃きが宿ります。
夢の饗宴を今この目で楽しみたいと思いつつも、幾度か写真や映像にも留めずにはいられませんでした。
また誰かと帰ってきたいです。
■参照サイト
・花火暦 2018 http://www.oomagari-hanabi.com/index.html
・なんも大学 秋田のしごと学 花火師①~⑤ http://nanmoda.jp/2016/08/342/
・安全で環境にも配慮した花火玉皮の開発ものづくり展示ホールガイド「ミテコレ!」
https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000004377_00/mitecolle.pdf
■担当課
秋田県企画振興部国際課
TEL:018-860-1218 FAX:018-860-3874