フォーリン・プレスセンターより新年のご挨拶
投稿日 : 2016年01月01日
明けましておめでとうございます。
旧年中はフォーリン・プレスセンターの活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。皆様のご支援のもと、職員一人一人が外国メディアへの積極的な支援と日本に関する価値ある情報の発信という当センターのミッションを自覚して活動してまいりました。昨年は特に、「戦後70年」をテーマに様々な事業に取り組みながら、戦後日本が築いてきた国際協調の精神と平和への歩みを発信すべく努力した実りのある一年となりました。
2016年は、5月に伊勢志摩サミットが開催されるほか、2020東京オリンピック・パラリンピック開催も4年後に迫ってまいります。外国人訪問客の激増もさることながら、世界のメディアから日本への関心がより一層高まることが予測されます。また、外国メディアは、日本の政治、経済、外交・安全保障といった分野に高い関心を示す一方で、近年は少子高齢化や過疎化が進む中での地方創生、女性の活躍、医療・介護、防災・減災への取り組みにも注目しています。こうした取り組みは、同じ問題を抱える多くの国にとっても大いに参考となるからです。
当センターとしましては、こうした機を捉え外国メディアの要望に直接に対応する活動を展開するとともに諸外国にとっても参考になる日本各地の様々な取り組みを外国メディアに向けて積極的に発信し、多くの報道につなげられるよう一層努めてまいります。
当センターは今年創立40周年を迎えます。これも一重に皆様からの長年のご支援のたまものであり、職員一同、心より感謝申し上げます。これからも、政府関係機関、自治体、大学、メディア、企業、団体等と連携し、オールジャパンによるネットワークを強化して、日本からの多様で効果的な情報発信を進めてまいりたいと存じます。
引き続きご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
新年が皆様にとり素晴らしい年でありますよう、お祈りいたします。
平成28年 元旦
公益財団法人 フォーリン・プレスセンター
理事長 赤阪清隆