急速な経済発展を遂げつつあるモンゴルでは、生活水準の向上により人々の生活の質が向上し、それに伴い輸出入を含めた食物の消費量も増加、多種多様な米飯関連商品の需要を含む全般的な米飯需要が急激に拡大しています。
例えば、生活スタイルの変化により、これまでモンゴルには存在しなかったコンビニエンスストア店舗が、この3年で約700店舗まで急増しました。おにぎり、のり巻き、お弁当などの米食需要が増え、コンビニエンスストア向けの商品を製造する工場では生産が追い付いていません。そのため、工場の増設や人手不足を解消するための機械の導入が大きなテーマとなっています。
また、生活水準の向上に伴い、人々の食の安全、衛生、品質に対する要求が近年急速に高まってきています。さらに、エネルギー価格の高騰による物価の高騰や、賃金の上昇による人件費の上昇が企業の生産コストを増加させており、これらへの対応が喫緊の課題と認識されています。
このような状況を受けて、鈴茂器工は、モンゴルにおいて食品工場、飲食店を含む施設の基礎インフラ、機械等のリスクマネジメントとメンテナンス事業、食品加工機械、資材の輸入販売などの事業を行うHandyman Service LLC社(企業HP: https://handy.mn/)との間で、モンゴル初となる販売パートナーシップを2024年5月に締結しました。鈴茂器工は、同社が有する日本食を安定した品質で手軽に実現することのできるソリューション技術とノウハウを存分に活用しながら、モンゴルにおける米飯文化の発展に寄与すべく、順調に取り組みを進めています。
今回の取り組みを通じて、鈴茂器工は、『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』というビジョンのもと、日本においてのみならずモンゴルにおいても、「消費者」や「事業者」の皆さまへ食を通じた新しい価値の創出を目指して取り組んでまいります。
■モンゴルにおけるHandyman Service LLC社との取り組み
日系企業の大手牛丼チェーンの新規店舗開店の際にご飯盛り付けロボットFuwarica(ふわりか)の海外仕様機GST-FBB-CEを導入。
コンビニエンスストア向けベンダーに裏巻きロボットの海外仕様機SVR-BXA-ET、安全海苔巻きカッターの海外仕様機SVC-ATC-ETを導入。
一日3,000本ほどのキンパ巻きの生産を行っている。
今後も、コンビニエンスストア向けベンダー各社の工場の新設、増設に伴い機械導入の計画を予定。
■鈴茂器工株式会社概要■
本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木美奈子
事業内容:米飯加工機械、充填機械、包装資材及び寿司ロボット及び食品資材等の製造販売など
URL: 鈴茂器工企業HP https://www.suzumo.co.jp/
鈴茂器工企業HP(英語) https://www.suzumokikou.com/
1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーです。米飯加工ロボットにおいて国内外で高いシェアを占め、お寿司、おにぎり、丼ものなど、世界80か国以上の国々の様々な食のシーンで幅広く利用されています。
近年では、寿司ロボットシェアNo.1(出典:富士経済「労働人口不足の未来予測から見たロボット潜在需要に関する考察」すしロボット販売数量・金額2022年実績)、ご飯盛り付けロボットシェアNo.1(出典:富士経済「労働人口不足の未来予測から見たロボット潜在需要に関する考察」米飯盛り付けロボット販売数量・金額2022年実績)の獲得や、飲食店において店舗業務の効率化と人手不足対策に大きな貢献を果たしたという点が評価され、第20回外食アワード2023(主催:外食産業記者会)を受賞するなど、業界でも注目を集めています。
『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』を掲げ、細分化する食に関するニーズをいち早く捉えて市場にご提案し、常に新しいフードビジネスを開拓する企業として躍進しています。
●本件に関するお問い合せについて(日本語の対応)●
鈴茂器工株式会社 東京事業所 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北2-23-2
マーケティング部 寺坂
TEL:03-3993-1457 / 080-3438-6467(担当者直通)
mail : marketing@suzumo.co.jp