実施日 : 2025年06月02日
「日本の食料安全保障」(山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)
投稿日 : 2025年05月12日
ロシアによるウクライナ侵攻や気候変動、世界的な人口増加など、食料供給を取り巻くさまざまなリスクを背景に、食料安全保障がグローバルな最重要課題の一つとして注目されています。各国が安定的な供給体制の確立に向けて動く中、農産物をめぐる国際的な争奪は激しさを増しており、輸入に大きく依存する日本は、特にその影響を受けやすい立場にあります。
また、米国・第2次トランプ政権が打ち出した関税政策の余波や、農畜産物の市場開放に対する圧力が続く中、日米間の交渉では米国からの農畜産物の輸入拡大が引く続き焦点の一つになると見られています。こうした外的圧力が強まる中で、安定的な食糧確保に向けては、国内農業の持続可能性を高める取り組みが急務となっています。
FPCJでは、山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹をお招きし、「日本の食料安全保障」をテーマに、トランプ関税の影響や国内の米価高騰にも触れながら、日本の食料安全保障の現状と課題についてお話しいただきます。
Zoomウェビナーを利用した「ライブ配信」です。オンラインでの実施のため会場でご参加いただくことはできません。
在日大使館関係者および賛助会員の方も、オブザーバーとしてご参加いただけます(参加費無料)。
■日時: 2025年6月2日(月)14:00-15:30 〔申込締め切り:5月30日(金)12:00〕
■テーマ: 「日本の食料安全保障」
■ブリーファー: 山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹
略歴: 1955年生まれ。1977年東京大学法学部卒業、農林省(現農林水産省)入省。米ミシガン大学応用経済学修士。東京大学農学博士。農林水産省ガット室長などを歴任。2008年農林水産省退職。2010年より現職。日本農政のアナリストとして調査・執筆活動を行う。
■言語:日本語(英語の逐次通訳付)
通常のブリーフィングと同様に、質疑応答の時間も設けております(原則、「外国メディア」が対象)。
■外国メディアの方へ:
講師への質問や関心事項があれば、予め cp@fpcjpn.or.jp 宛に 、5月26日(月) 12:00までにお送りください。
当日は質問時間も限られていますので、事前に取りまとめて講師にお伝えします。
■申込方法:お送りしたメールをご確認ください。
※メールでのお申込は受け付けておりません。