実施日 : 2010年07月16日 - 30日
報告：横浜市プレスツアー（2010年7月16、23、30日）
投稿日 : 2013年08月24日
本年11月に開催されるAPEC首脳会議をホストする国際先進都市・横浜は、様々な分野での新たな取り組みを国内外に紹介するため、半日ツアーを3週連続で実施しました。同ツアーには、中国、韓国、フランス、イタリア、カタール、レバノン、UAE、バングラデシュの在京特派員延べ19名が参加しました。（写真は第一回ツアー：横浜サイエンスフロンティア高校での取材の様子）
第一回ツアーは、開港150周年の昨年、県内初の理数系教育に重きをおく市立高校として開校した「横浜サイエンスフロンティア高校」を訪問し、先端科学技術の知識を活かして世界で活躍する人間を育成する同校の特徴ある授業「サイエンス・リテラシー」を視察しつつ、授業料無償化など民主党政権が実現した新制度も取材しました。
第二回ツアーでは、世界に誇る「横浜市の水」を取材しました。1915年創設の西谷浄水場を訪問し、厳しい基準で行われる浄水処理過程や太陽光発電設備を付帯した排水処理池を視察しました。また、海外への職員派遣や研修生受入れ等の国際貢献や、水道事業の充実・強化を図った新たな水ビジネス事業「横浜ウォーター株式会社」について説明を受けました。
第三回ツアーでは、市民主導による文化芸術創造都市造り「クリエイティブシティ・ヨコハマ」をテーマに、新進アーティストを発掘・支援する「BankART Studio NYK」を訪問しました。一方で、戦後荒廃した歓楽街からアートによる浄化再生が進む「初黄・日ノ出町地区」では地元活動家からその歴史を聞きつつまちを探訪しました。