実施日 : 2010年11月04日 - 05日
報告:山口プレスツアー(2010年11月4~5日)
投稿日 : 2013年08月23日
幕末維新の中心人物を数多く輩出したことで知られる山口県を訪れた本ツアーには、独、仏、中国、台湾、レバノン、UAEの6カ国/地域から13名の在京特派員が参加しました。
萩市では、長州藩が江戸時代末期に自力での鉄製大砲製造を試みたとされる萩反射炉や、幕末において最も影響力のあった思想家、吉田松陰が若者を教育し、多くの明治の立役者を生み出した松下村塾など、近代化産業遺産を訪問しました。(これらの場所は「九州・山口の近代化産業遺産群」として世界遺産候補になっています)。
また、江戸時代の佇まいを保つ城下町を歩いて取材し、野村市長より「まちじゅう博物館」の取り組みについて説明を受けました。
さらに、萩特産の上質な竹(孟宗竹)を活用して独特でスタイリッシュな高級家具を生み出している地元企業、TAKE Create Hagiを取材しました。
下松市では、新幹線の先頭車両の「顔」部分を、新幹線開業当初から製作してきた山下工業所を訪問。ハンマー1本で先頭車両の優美な曲面を造形してきた「打ち出し板金」の技を間近で目にすることができました。
写真1:松下村塾を訪問
写真2:TAKE Create Hagiでのブリーフィング
写真3:「打ち出し板金」の職人技を撮影する記者ら