プレスツアー(報告)

一覧に戻る

実施日 : 2008年11月20日

報告:2008年11月20日【「東京都・新型インフルエンザ対策訓練」プレスツアー

投稿日 : 2013年08月23日

img49253b320b097

日本では最悪の場合64万人が死亡するとも予想される新型インフルエンザの大流行が懸念される中、東京都は、新型インフルエンザが都内で大流行(パンデミック)したとの想定の下、都庁内防災センター等で対策訓練を実施。これに合わせ、FPCJは都総合防災部の協力を得て、同訓練導入部を取材するツアーを開催。中国、韓国、英国、フランス、イタリア、ドイツから8名の記者が参加しました。

 

 

同訓練は、11月20日午前中、都の全部局のほか、警視庁、消防庁、陸上自衛隊、区市町村、ライフライン事業者(東京電力、東京ガス、NTT)から約300人が参加し、関係機関との連携強化と対応力の向上を図る目的で行われたもの。

 

 

img49253d626e198

FPCJツアー参加記者は、まず、訓練内容及び「東京都の危機管理体制」について、総合防災部・近藤力也情報統括担当課長からブリーフィングを受けた後、訓練現場に移った。

 

現場では、都内患者発生時における感染症対策本部会議の訓練、都職員40%が欠勤すると想定した各部局の対応及び区市町村との情報通信訓練等の様子などを取材した。

 

 

img4925408e5ee54

最後に、志方俊之・防災担当参与へのインタビューでは、緊急時における国から自治体の権限委譲や法体系の整備にも話が及んだ。

 

志方氏は「日本の危機に対する取り組みや姿勢は先進的であるが、法律を含めマテリアルの面では遅れている」と指摘した。

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信