実施日 : 2018年11月21日 - 22日
報告:札幌プレスツアー
投稿日 : 2018年12月10日
冬の観光シーズンの到来を前に札幌観光の安全性と魅力を世界各国へアピールするため、札幌市が主催、フォーリン・プレスセンターの企画・運営でプレスツアーを実施しました。本ツアーには、札幌を多く訪れる外国人観光客上位4つの国・地域を含む計8カ国・地域(中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、米国、ベトナム、ドイツ)の在京特派員10名が参加し、冬のイベントや温泉地、日本を代表する夜景、新しい食のトレンドなど札幌の魅力を、札幌発のニュースとして世界に報道しました。
【秋元克広・札幌市長インタビュー】
秋元市長はまず震災復興の現状について、「大部分の市民生活は通常に、とりわけ交通や宿泊施設、飲食については、観光客の皆様に、十分なおもてなしができる状況に戻っていることをメディアを通じて、お伝えしたい。」と述べた上で、「今回の地震ではブラックアウトが発生し、観光客がスマートフォンの充電をできず、情報を取れないという問題も起きた。一時避難場所の非常用電源でスマートフォンの充電を可能にできるようにするなど対策を考えていきたい。」と災害時に必要な外国人観光客への支援体制について言及しました。さらに「札幌はパウダースノーの町。ウインタースポーツを楽しんだ後には、温泉、夜景、美味しい食べ物も楽しんでいただける。来年2月の雪まつりは70回目の記念大会で、いろいろと企画をしているところだ」と札幌の冬の魅力をアピールしました。
【参加メディアによる報道(2018年12月12日現在)】 ※タイトルはFPCJ仮訳
-中央通信社(台湾) 11月22日 雪降るなか観光客が賞賛『さっぽろホワイトイルミネーション』
-世界日報(韓国) 11月27日 地震を克服した札幌 観光も徐々に活気
-Stars and Stripes(米国)11月29日 幅広い世代が楽しめるホワイトイルミネーション
-中国国際放送局(中国)11月30日 札幌市長「北海道は地震の影響から回復している」
-The Straits Times(シンガポール)12月9日 北海道の観光復興キャンペーン
-The Straits Times(シンガポール)12月9日 (北海道の)シンボル的なホワイトチョコの製造元、業績好調
【視察先での取材風景】※各視察先の詳細については、「ツアー案内」をご覧ください。
◆ 初冬の札幌を彩る風物詩「さっぽろホワイトイルミネーション」と
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」の開催初日、観光客で賑わう様子を撮影しました。
◆ 二条市場を訪れ、外国人従業員による接客の様子や、メニューや商品の多言語表示など、訪日外国人観光客が安心して買い物を楽しめる工夫などについて取材しました。
◆ 定山渓(じょうざんけい)温泉では、定山渓観光協会の山田事務局長の案内で、足湯が無料で楽しめる源泉公園や、
紅葉のピーク時にはカメラマンが殺到する二見吊橋などを散策しました。
◆ 128年ぶりの遅い初雪が降った翌日、氷点下のもいわ山山頂展望台から美しい夜景を望みました。
◆ 今や日本のお土産として高い人気を誇る「白い恋人」について石屋製菓株式会社の石水社長へ取材したほか、入館者の半数以上が外国人観光客という「白い恋人パーク」では免税店で活躍する中国人従業員にもインタビューしました。
◆ 札幌の新しいトレンド「シメパフェ」が生まれた背景について、その仕掛人であるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の磯崎プロデューサーへ取材しました。
◆ 学童保育も展開され、子供たちが世界各国の旅行者と交流できる札幌ゲストハウス雪結(yuyu)
の取材では、27才の経営者から若者が地方で起業する意義等について話を聞きました。