実施日 : 2016年05月15日 - 22日
イースト・ウェスト・センター「ジェファーソン・フェローシップ・プログラム2016」
投稿日 : 2016年07月14日
5月15日から22日まで、米国ハワイのイースト・ウェスト・センターが主催する「ジェファーソン・フェローシップ・プログラム2016」に参加するジャーナリストの一行が来日し、当センターは彼らの日本での取材行程をアレンジしました。
「ジェファーソン・フェローシップ・プログラム」は、米国とアジア太平洋地域の相互理解のために1967年に創設された記者研修プログラムで、毎年、アジア太平洋地域と米国のジャーナリスト計10名強が参加しています。今年は「The Future of Growth in Asia Pacific(アジア太平洋地域の成長の展望)」をテーマに3週間にわたって実施され、米国・中国・豪州など10カ国14名の記者が参加し、ハワイと中国を訪問した後に1週間日本を訪れました。
日本では、経済の低成長下における新たな成長モデルの構築に向けた日本の取り組みに焦点をあてて取材を行いました。
北九州市では梅本和秀副市長へのインタビューや水素タウンの訪問を通じて、公害の街から環境先進都市への同市の転換について取材しました。
北九州市の梅本副市長へのインタビュー。
北九州市の環境への先進的な取り組みについてお話を伺いました。
北九州市環境ミュージアムを訪問しました。
その後、アベノミクスの推進事例として、国家戦略特区を活用し民間の投資を促し新たなビジネスを生み出しやすい環境作りを行っている福岡市を訪れました。
福岡市の高島宗一郎市長へのインタビュー。
人が集まり新たなビジネスが生まれやすい環境作りをどう進めていくのか、福岡市の前向きな取り組みについてお話を伺いました。
東京では、「グローバル化や人口減少社会における新たな日本の経済成長戦略」をテーマに、高齢者雇用の現場などの視察、有識者へのインタビューを行いました。
東京理科大学の小林宏教授の研究室を訪れ、医療・介護現場での利用が期待される「マッスルスーツ」を体験し、その威力を実感しました。
高齢者雇用の現場として、特別養護老人ホーム「柏こひつじ園」で働く高齢者の方々からお話を伺いました。
石倉洋子一橋大学名誉教授へのインタビュー。
経済から日本の企業文化まで活発な議論が行われました。
小池百合子衆議院議員へのインタビュー。
日本の防衛政策や女性の活躍、経済成長政策など、幅広いテーマについてお話を伺いました。