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実施日 : 2023年09月15日

動画報告:「プラスチックごみによる海洋汚染問題、日本の現状と課題」(高田秀重 東京農工大学 教授)

投稿日 : 2023年09月15日

世界中の海には年間800万トンものプラスチックごみが流れ込み、何らかの対策を取らないと2050年までに海洋プラスチックの量が魚の重量を超えると予測されています。本年4月開催のG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合、そして5月開催のG7広島サミットでは、「2040 年までに新たなプラスチック汚染をゼロにする」と合意し、プラスチックごみの削減に向けて積極的に取組むことになりました。日本でも、昨年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行され、プラスチックごみ削減の動きが広がっていますが、世界各国のSDGs の達成度を評価した「Sustainable Development Report」(持続可能な開発報告書)によると、目標14「海の豊かさを守ろう」は、「深刻な課題がある」と評価されるなど、欧州と比較して日本の取組には課題があります。

 

FPCJでは、9月に開催される、4年に一度の「SDGサミット」を前に、日本におけるマイクロプラスチック研究の第一人者で、この問題について国際条約でのルールづくりの重要性をメディア等で積極的にご発言されている高田先生をお招きし、この問題において日本が果たすべき役割、現状と今後の見通しについてお話しいただきました。

 

ブリーフィングには、フランス、ベルギー、ドイツ、スペイン、米国の記者などが参加しました。

 



ブリーフィング資料


■日時: 2023915日(金)14:00-15:30 
■テーマ:「プラスチックごみによる海洋汚染問題、日本の現状と課題」 

■ブリーファー: 高田秀重 東京農工大学 教授

■言語:日本語(英語の逐次通訳付)


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