【報告】2021年度FPCJ賛助会員さま限定セミナー
投稿日 : 2022年02月09日
新型コロナウイルスによるパンデミックが依然として収束の兆しを見せない中で迎えた2022年、外国メディアは日本の何に注目していくのでしょうか。
FPCJでは1月25日(火)、「外国特派員に聞くー2022年日本発のニュースはこれだ!」をテーマに、FPCJ賛助会員を対象としたセミナーをオンライン開催しました。
登壇者には、韓国「中央日報」紙・JTBC(TV)巡回特派員兼東京総局長のキム・ヒョンキ氏、シンガポール「CNA」(TV)上級特派員の石田三千代氏、ロイター通信東京支局上級特派員のティム・ケリー氏を招きました。
いずれも日本で長く特派員として活躍されており、それぞれ所属するメディアでの豊富な経験に基づいて、今年の注目ニュースに関する幅広い視野からの発言のほか、賛助会員企業や自治体などの広報担当者への要望やアドバイスなどもいただきました。
今年の注目ニュースとして挙げられた話題としては、日本の新型コロナウイルス感染症に関連した水際対策が諸外国から批判的に見られている点のほか、台湾情勢を中心とした安全保障関連の動向などが挙げられました。また、経済の動きでは、コロナ禍による打撃からの経済回復のゆくえや、デフレ脱却、国内の格差問題、岸田首相による「新しい資本主義」なども話題となりました。
セミナーの終盤には、質疑応答セッションが設けられ、企業の広報担当者が外国メディアにアプローチする際の具体的なアドバイスや、環境問題、課題先進国としての日本への関心度や取材する際の切り口などについて質問がありました。
FPCJでは、日本から海外への情報発信を支援するため、こうした賛助会員と外国メディアとの交流の機会を今後も積極的に提供していく予定です。
<記事協力:FPCJインターン 張宇新 (上智大学総合グローバル学部4年)>
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