実施日 : 2020年11月01日
兒玉和夫理事長からのごあいさつ
投稿日 : 2020年11月19日
「外国メディアの取材支援で半世紀、『頼れる橋渡し役』を目指して」
フォーリン・プレスセンター(FPCJ)は、日本に関する多様で正確な報道が世界中で行われるよう外国報道関係者の日本取材を支援することを使命として、日本新聞協会と経団連の共同出資により、1976年に設立されました。
当センターの具体的事業としては、外国メディア関係者を対象にした、「プレス・ブリーフィング」、「海外からの記者招聘(我が国の政・産・官・学各界の要人インタビュー等)」、「プレスツアー」、「個別取材協力」などを行っております。こうした事業の実施に際しては、当センターが40年以上にわたり蓄積してきた知見・経験を活用し、日本から海外に向けた情報発信の強化に力を入れる自治体や企業、大学・学術研究機関、各種団体の皆様との連携・協力に積極的に取り組むとともに、またこうした団体による海外発信の支援を行って参りました。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、当センターの事業の遂行に多大な影響を与えておりますが、デジタル通信技術を活用し、オンラインによる事業の継続・実施だけでなく、新たな事業の立ち上げも行っております。
2021年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、世界中から多数のメディア関係者の訪日が予想されております。当センターとしては、これを世界の人々の「対日理解」、更には、その先の「対日共感」を増進する千載一遇の機会ととらえて、外国メディアと日本側取材対象者の間を取り持つ「頼れる橋渡し役」として、皆様のご期待に応えられるよう最善を尽くす所存です。今後とも変わらぬご支援をお願い致します。
公益財団法人フォーリン・プレスセンター
理事長 兒玉和夫