【秋田県】秋田犬の故郷へ 秋田犬に会いに来ませんか?
投稿日 : 2016年10月19日
まっすぐに立った三角形の耳や、円を描いて巻かれた尻尾が特徴の秋田犬(あきたいぬ)。映画のモデルにもなるほど世界的に有名な犬種ですが、みなさんは秋田犬発祥の地が日本のどこかご存じでしょうか。それは、名前にあるとおり、日本の本州北部に位置する県、「秋田」です。
秋田県では、秋田犬を通して故郷・秋田をもっと知ってもらうため、この秋から秋田犬にちなんだ様々なイベントを開催します。
東京都内では、「秋田犬が故郷・秋田を紹介する」をテーマとしたプロモーションを展開します。11月には東京メトロ新宿駅に大型ポスターを掲示するほか、1月には「秋田犬電車」がJR山手線に登場する予定です。これに先だって、東京スカイツリータウン「東京ソラマチ」(10/22~23)やJR渋谷駅ハチ公前広場(11/5~6)で開催する各イベントでは、秋田県の観光地や食材、日本酒の紹介は当然のことながら、実物の秋田犬が来場者をお迎えして、故郷・秋田をPRします。
また、秋田犬の故郷・秋田県大館市の玄関口となる大館能代空港では、ハチ公にちなんで日本語で「ハチ=8」が付く日(毎月8日、18日、28日)に、朝1番の飛行機の到着に合わせて、秋田犬が搭乗客をお出迎えしています。
このほか、愛犬家向けのイベントもあります。9月には動物専門の写真家を講師に招いて写真教室を開催しました。ドッグランで遊ぶ秋田犬をモデルとした撮影会に、多くの愛犬家が集まりました。
また、今回が初めての開催となる「秋田犬ワールドフォトコンテスト」では、10/1~1/13まで、秋田犬の魅力を伝える写真を国内だけでなく、海外からも募集します。2~3月には秋田県内で受賞作品の巡回展示を行い、世界中から集まった秋田犬の魅力あふれる姿を故郷・秋田から発信します。
今や海外にも多くの秋田犬とその愛犬家が存在するため、秋田犬の歴史や伝統的な体形を継承していくことも重要です。大館市では、1978年に開館した秋田犬会館に加えて、2018年頃までには、秋田犬の資料館(ハチ公ミュージアム)やドッグランのほか、本物の秋田犬と触れあえる空間も整備されることになっています。このように、秋田犬に対する理解と愛着をさらに深めることにも力をいれていきます。
現在、秋田県で秋田犬と気軽に会うことができるのは、秋田犬保存会の本部がある秋田犬会館、日本一深い湖である田沢湖湖畔の休憩所・田沢湖共栄パレス(仙北市田沢湖)などです。今後、ローカル鉄道のラッピング列車やバスなど、秋田犬と「会える」スポットは増えていくことでしょう。
これまで秋田県の象徴とされていたのは、「男鹿のナマハゲ」に代表される豊かな民俗文化や、秋田オリジナル品種の米「あきたこまち」、米から作られる郷土食「きりたんぽ」や日本酒でした。この取組をきっかけに、「秋田犬と言えば秋田県、秋田県と言えば秋田犬」と、すぐに連想してもらえるようになることが目標です。
(「秋田犬」ロゴマーク:秋田のタカラモノである「子ども」と「秋田犬」が寄り添い手を取り合うことで「AKITA」の「A」を表現しています。)
■ 参照サイト
・公益社団法人秋田犬保存会 (http://www.akitainu-hozonkai.com/index.html)
・秋田県観光総合ガイド「あきたファン・ドッと・コム」 (http://www.akitafan.com/)
・大館能代空港利用促進協議会 (http://www.odate-noshiro-airport.com/index.html)
・秋田犬ワールドフォトコンテスト
(http://www.e-midori.co.jp/akita_dog_photo/world_akita_dog_photo.html)
■ 担当課
秋田県観光文化スポーツ部観光戦略課
TEL:018-860-1462 FAX:018-860-3879