【広島平和文化センター】平和首長会議が核兵器国及び核の傘の下にある国々にメッセージを発出
投稿日 : 2016年10月03日
平和首長会議は、市民の安全と福利を護る市長としての責任感の下、地球上にヒロシマとナガサキの惨劇が決して繰り返されることのないよう、核兵器のない平和な世界の実現を目指し、また、平和と持続的発展の実現を目指す活動に力を尽くす、超党派の国際的な非政府組織です。現在、162か国・地域の7,146自治体が加盟し、総人口は10億人を超え、その数は現在も増加しています。
8月下旬にジュネーブの国連欧州本部で開催された 「多国間核軍縮交渉の前進に関する国連公開作業部会」において、幅広い支持を得て、「核兵器の法的禁止の交渉を2017年中に開始するよう国連総会に勧告する」との報告書が賛成多数で採択されました。これを受け、現在、米国・ニューヨーク市の国連本部で開催されている第71回国連総会では、それに関する議論が行われます。
平和首長会議は、10月3日から11月3日まで開催される国連総会第一委員会に合わせ、核兵器国及び核の傘の下にある国々に対し、国内政策や国際協調を通じて果断なリーダーシップを発揮し、核兵器のない世界に大きく歩を進めることを要請するメッセージを発出しました。核兵器のない平和な世界の実現を願う平和首長会議のメッセージをぜひ御一読ください。
平和首長会議は、このメッセージが国際社会の共通利益のために協力する機運醸成と核廃絶に向けた議論が活発化することを心から願っています。
【問い合わせ】
(公財)広島平和文化センター平和連帯推進課
TEL:082-242-7821 FAX:082-242-7452
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