【アフリカ情報更新中!】TICADIV(2008年)アフリカ記者招聘編
投稿日 : 2016年08月26日
いよいよ今週末にアフリカで初めて開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)。フォーリン・プレスセンターでは、これまでTICADの開催にあわせてアフリカのケニア、タンザニア、ナイジェリア、南アフリカなど37カ国から記者を約180名を招聘してきました。
2008年にTICAD IVが横浜で開催された時には、ウガンダ、ブルンジ、エジプトの記者とともに、会議開催地である横浜のほか、京都、神戸、広島などで取材をしました。記者と過ごした2週間で一番印象に残っているのは、横浜市内の小学校を訪れた時のこと。学校をあげて記者の訪問を歓迎してくれ、その温かい気持ちが記者に伝わってとても和やかな雰囲気の中で交流が行われました。
(写真:ブルンジ記者との交流)
5年生は新聞制作に取り組んでいて、記者に様々な質問を次から次へとぶつけていました。日本と記者の母国の新聞の違い、オリジナルな紙面を作るのに必要な視点、ジャーナリストの心構え・・・などなど。記者は「高度な質問だなぁ」と感心しつつ、プロならではの記事を書く極意を伝えていました。そして6年生とは、けん玉、竹馬、竹とんぼなど日本の遊びを通した交流をしました。けん玉や竹とんぼは記者も挑戦。みな笑顔がはじけていました。
(写真:ウガンダ記者との交流)
あれから8年。ウガンダの記者はテレビ局の経済エディターとして勤務し、充実した日々を送っていると近況報告がありました。小学生は高校生、大学生になる年齢になりました。交流がきっかけとなってジャーナリストを目指している子やアフリカと関わる活動をしている子はいるのでしょうか。「TICAD」と聞いた時に、双方が交流したことを思い出してくれたらいいな、と願っています。
(写真:自分の国について、子どもたちに紹介する記者)
<特集:日本とアフリカのつながり>