【札幌市】 冬のスポーツシティ ~第83回全日本アイスホッケー選手権大会~
投稿日 : 2016年02月08日
1972年冬季オリンピック大会の開催都市として知られ、年間6メートルもの雪が降る冬のスポーツシティ札幌は、2017年に冬季アジア大会の開催が決定し、再びウィンタースポーツのトップレベルの戦いの舞台となります。
開催を1年後に控えた2015年の冬、札幌市内では第83回全日本アイスホッケー選手権大会が開催されました。
今回の全日本アイスホッケー選手権大会は、2015年12月4日から6日までの間、日本国内から8チームが集まり、2つの競技場で激しい優勝争いが繰り広げられました。その競技場のひとつは、札幌オリンピックのアイスホッケー競技場として使われた、2,300席を有する月寒体育館、もう一つは、札幌オリンピックのフィギュアスケート競技場として使われた美香保体育館という競技場です。私は今回、美香保体育館で行われた日本製紙クレインズVS中央大学の試合を観戦してきました。
競技場は、平日の昼間にもかかわらず満席に近く、多くの観客が応援グッズを持参し、お気に入りの選手を熱狂的に応援しており、その様子から多くは初めての観戦ではないことが想像でき、地域住民にウィンタースポーツが定着していることを感じました。私は、競技場で販売されているホットチョコレートドリンクを飲みながら、最後の1秒までパックから目を外すことができないほど、優美で強烈なノンストップのプレーに魅了されていました。
試合結果は、日本製紙クレインズが圧倒的な点数で勝利しました。試合後は、今大会の視察に同行いただいた冬季アジア札幌大会組織委員会の報道担当職員と共に試合後のインタビューを見学しました。報道担当の方からは、冬季アジア札幌大会の場でも、積極的に報道してもらうために、このようなインタビューも含め、より多くの取材機会を提供していきたいというお話しをいただきました。
今回の選手権大会には日本国内のチームのみの参加でしたが、2016年2月11日から14日まで、平昌冬季オリンピックの男子アイスホッケー2次予選が札幌で開催されます。2017年の冬季アジア札幌大会の開催に先立ち、海外チームを受け入れる良い経験となるでしょう。
冬季アジア札幌大会の開催が近づくなか、美香保体育館で感じた観客の熱気と、真摯に大会運営に取り組む冬季アジア札幌大会組織委員会の姿勢から、2017年の冬季アジア札幌大会に向けた機運の高まりを実感しました。ぜひ、皆さまも楽しみにしてください!
(札幌市アメリカ国際交流員 クレア・フレリク)
<月寒体育館ホームページ> http://www.shsf.jp/tsukisamu-gym/
<美香保体育館ホームページ> http://www.shsf.jp/mikaho-gym/
<2017冬季アジア札幌大会ホームページ> http://sapporo2017.org/
◆ 問い合わせ先
札幌市総務局国際部交流課
〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目
TEL:011-211-2032、FAX:011-218-5168
E-mail:kokusai@city.sapporo.jp