広島テレビ:広島市平和公園で「オバマへの手紙」キャンペーンを展開(8月5日午後)
投稿日 : 2014年07月30日
被爆地ヒロシマから、オバマ大統領の広島訪問を要請するキャンペーンを展開
「オバマへの手紙」について
広島テレビ放送株式会社
広島テレビ放送は、原爆の日(8月6日)を迎える広島市平和公園で、オバマ米大統領にあてて広島訪問を要請するメッセージを広く集めるキャンペーン「オバマへの手紙」を前日の8月5日(火)午後から展開します。
この取り組みは、2年前に開局50周年を機に開始した「Piece for Peace HIROSHIMA(平和へのひと筆)プロジェクト」がきっかけになったものです。
被爆地広島にある平和公園には、世界中から年間1,000万羽を超える折鶴が寄せられています。「Piece for Peace HIROSHIMA」はその折鶴を再生した紙に、平和を願う気持ちを込めた「一文字」を書いてもらうという取り組みで、これまでに国内外から集められた文字は1万8,000にもおよびます。
この取り組みを発展させ、今年から新たに開始したのが「オバマへの手紙」です。
世界に大きな影響力をもつオバマ大統領が、ヒロシマから世界へ向けて核兵器廃絶のメッセージを発信すれば、核兵器のない世界の実現は不可能ではないと私たちは信じています。現在、広島テレビには、折鶴の再生紙にしたためられたオバマ大統領へのメッセージが次々と寄せられており、それらは毎週、テレビ番組内で紹介をしています。
広島県知事、広島市長をはじめ、被爆者、主婦や子どもたちなど幅広い層から寄せられた手紙には、謝罪を求める言葉や、米国への憎しみをつづったものはありません。「広島を見てください。そして平和実現のために何をすべきか一緒に考えましょう。」という前向きなものばかりです。
今年5月上旬には初回としてこれまでに寄せられた手紙のなかから、被爆者や広島市長など72人のメッセージをホワイトハウスへお届けしました。広島テレビは当分の間、この活動を継続することになっています。
8月5日当日は、午後1時から平和公園の原爆ドーム向かいにある緑地帯で、広島テレビの局員やボランティアらがヒロシマを訪れる日本人や外国人観光客に声をかけ、核廃絶を願うメッセージを収集していきます。
広島テレビ放送「オバマへの手紙」
http://www.htv.jp/pfp/obama/index.html
お問い合わせ先
広島テレビ放送㈱ Piece for Peace HIROSHIMA事務局 吉川清貴
℡082-249-1208 Fax082-249-1323 Mail:yoshikawa@htv.jp
*広島テレビ放送・・・原爆被爆都市広島市の中心部に位置する民間放送局。
1962年に開局以来、原爆被害や戦争の悲惨さを報道し、
平和に向けてのメッセージを発信し続けている。
〒730-8575 広島市中区中町6-6
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