■男性の平均寿命が日本最高である滋賀県は、過去40年間の平均寿命の伸びも男女ともに日本一を記録。日本一の長寿県を実現した背景にある官民共同の取組とは?
■滋賀県が目指す、Withコロナ・Afterコロナを見据えた“健康”をテーマにした観光戦略とは?
滋賀県の三日月大造知事が、外国メディア及び外国大使館関係者を対象に、滋賀県の長寿・健康への取組と、観光戦略に関するオンライン記者会見を開催します。
この40年間で、滋賀県はいかにして日本一の長寿県となり、健康長寿も実現したのか
WHOの最新統計によると、日本の平均寿命は84.3歳で世界一です。その日本の47都道府県の中でも、最も長寿の県と、最も短命の県では、平均寿命に3歳程度の開きがあります。
40年前の滋賀県の平均寿命は、男女ともに全国平均以下でした。ところが徐々に平均寿命を伸ばし、最新のデータ(2015年時点)では、男性が81.78歳で全国1位、女性が87.57歳で全国4位にまで上昇しています。この伸び率は日本一です。さらに、滋賀県は健康寿命(健康で自立して生活できる期間)でも、男性2位、女性3位と全国トップクラスです。その背景には、滋賀県が地道に進めてきた、官民共同の取組があります。
“健康”を主軸に据えた観光戦略
また、滋賀県では “健康”を主軸に据えた観光戦略を2019年に策定し、滋賀の健康長寿を育む食や豊かな自然といった観光コンテンツを紹介するキャンペーン等を展開しています。
さらにWithコロナ・Afterコロナの時代においては、滋賀のゆっくりと流れる時間を体感することで、心の“リズム”を整える新たな旅として「シガリズム」を提案しており、国内のみならず海外市場に向けても一層力を入れて発信していく考えです。
本オンライン記者会見では、三日月大造知事が、滋賀県の掲げる官民共同の「健康しが」の取組と、“長寿”と“健康”のヒミツをご説明します。 さらに、知事がガイドとなり、オンラインツアー形式で県内をめぐりながら、健康をテーマにした観光の魅力とその戦略もご紹介します。
[ 補足情報 ]
~データから読み解く、“健康しが”の取組~
滋賀県について健康に関連する統計を見ると、いくつかの興味深いデータが見つかります。例えば、タバコを吸う男性が日本一少ない、スポーツをする男性が日本で2番目に多い、ボランティアをする人が多い(男性2位、女性4位)など。それでは、なぜ滋賀県ではタバコを吸う人が少ないのか、スポーツをする人やボランティアをする人が多いのか。本会見では、その理由を、背景にある官民共同の「健康しが」の取組と合わせてご紹介します。
~健康をテーマに滋賀県をめぐる旅~
健康のヒミツと聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。食べもの、運動、息抜きができる環境…。滋賀県には、健康づくりを助ける様々なヒミツがあります。古くから地域に受け継がれる発酵食品、大自然の中で身体を動かすアクティビティなど、Withコロナ・Afterコロナを見据え、滋賀県が外国の皆様にもアピールしたい“健康”のヒミツが詰まった観光コンテンツを、JR出身の三日月知事がガイドとなり、オンラインツアー形式でご紹介します。
ご参加頂ける場合は、下記の要領に沿ってお申し込み下さい。皆様のご参加をお待ちしております。
<Zoomウェビナーを利用した「ライブ配信」で実施します>
■日時:2021年11月12日(金) 16:00~17:00 (申込締切:11/11)
■登壇者:三日月 大造 滋賀県知事
■言語:日本語(英語の逐次通訳付)
◎大使館関係者の方もご参加・ご質問いただけます。
◎当日、質疑応答の時間も設けておりますが、知事への質問や関心事項があれば、予めZoomウェビナーのお申し込みフォームよりお寄せ下さい。
【お申し込み方法】
お送りしたメールまたはFAXよりZoomウェビナーのお申し込みフォームをご確認ください。※メールでのお申込は受け付けておりません。
【お問い合わせ先】
公益財団法人フォーリン・プレスセンター 取材協力課 吉田
E-mail: ma@fpcjpn.or.jp