プレス・ブリーフィング(報告)

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実施日 : 2015年11月06日

「スポーツ庁の創設と新たなスポーツ行政について」鈴木大地・スポーツ庁長官

投稿日 : 2015年11月24日

resizeDSC02188※今年10月1日に日本のスポーツ行政を統括する組織として、スポーツ庁が発足しました。FPCJでは、1988年ソウルオリンピック100メートル背泳ぎの金メダリストでもある同庁の鈴木大地・初代長官をお招きし、プレス・ブリーフィングを開催しました。同ブリーフィングには、外国メディアから米国、ドイツの記者や駐日外国大使館関係者等、合計23名が参加しました。

 

鈴木長官は、スポーツ庁が取り組む主な課題として、(1)スポーツによる健康増進、(2)日本の国際競技力の向上、(3)日本の国際的地位の向上、そして(4)スポーツによる地域・経済の活性化を挙げ、スポーツ行政を統括する組織として、他の省庁や様々な団体と協力してスポーツの価値の向上のために努力していきたいと述べました。

 

スポーツによる健康増進については、日本の成人のスポーツ実施率(週1回)を、平成27年度調査の40.4%から平成33年までに65%に上げることを目標とし、健康寿命を平均寿命に近づけること、また、国際競技力の向上については、来年のリオデジャネイロ、そして5年後の東京オリンピック・パラリンピック競技大会でのメダル獲得目標を示しつつ、スポーツ界と連携して次世代のアスリートの育成や強化を図る事業などを展開していく決意を示しました。国際的地位の向上については、国際競技大会招致を積極的に行い、国際競技団体を役員として支える人材を育成すること等により、スポーツを通じた国際協力に取り組んでいきたいと述べ、例えば、アンチ・ドーピングの推進については、日本のアスリートはスポーツに対する高潔性が高いことで世界に知られていることを紹介。公正・公平なスポーツマン精神のもと、ドーピングの撲滅推進活動などの国際貢献を通じ、日本の国際的地位の向上を目指したいと述べました。さらに、スポーツによる地域・経済活性化については、スポーツはさらに大きな産業となり得る考えを明らかにし、スポーツ関連ビジネスの拡大などの計画を紹介しました。

 

最後に鈴木長官は、「スポーツ庁はスポーツを通じて国民が生涯にわたり心身共に健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指し、全力で取り組みます」という力強いメッセージを発し、ブリーフィングを締めくくりました。

 

質疑応答では、スポーツ行政を統括する組織の長官として、省庁間の調整をしてスポーツ行政を統括するとの困難な役割をどのように担っていくのか、長官自身のアスリートとしての経験を踏まえて、日本人アスリートの国際競争力強化に必要なことは何か、また、新国立競技場建設についてのスポーツ庁の役割等について質問が出ました。

 

 

[ブリーファー]
鈴木大地 スポーツ庁長官

 

 

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