日本発・注目のプレスリリース

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静岡県東京事務所

静岡プレスツアー

2017年10月11日

~「Wasabi」の産地を訪ね、その魅力に迫る~

実施日:2017年10月31日(火)
主催:静岡県東京事務所
※ 本プレスツアーは外国メディアを対象としています。


和食には欠かせない「わさび」、その栽培にはきれいな水が欠かせません。世界遺産富士山を間近に仰ぎ、清らかで豊富な水を有する静岡県は「わさび栽培」発祥の地。その歴史は古く、今から400年以上前の1600年頃から栽培が始まったという記録があります。2015年の産出額は33億円で全国シェアは70%を超え、栽培面積も130haで全国一です。また、「静岡水わさびの伝統栽培(Traditional WASABI Cultivation in Shizuoka)」は昨年度農林水産省が創設した「日本農業遺産」制度で、全国で最初の認定地域の1つに選ばれました(全国で8地域が認定)。さらに世界農業遺産認定に向けても動き出しています。

 

今回の静岡プレスツアーは、伊豆地域のわさび栽培地(わさび田)のうち、沢を開墾し、階段状にわさび田を作る「畳石式(たたみいししき)」という栽培方法を取材いただきます。この方法は伊豆地域で開発され、急傾斜な地形と、きれいで豊富な水を利用し、肥料や農薬を極力使わず湧水に含まれる養分で栽培する伝統的な農法です。実際にわさび田を取材いただきながら、なぜ伊豆地域でわさび栽培が発展したのか、「伊豆半島」の成り立ちなどとも絡めてご説明いたします。
さらに、地元ならではの「わさび料理」を取材していただくとともに、わさびを使った地元の取組についてもご紹介いたします。

 

 

<主な取材内容>


ジオリア(伊豆半島ジオパークミュージアム)
ユネスコ世界ジオパーク認定に向け、現在ユネスコ審査中の伊豆半島ジオパーク。その拠点施設が伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」です。プレートの動きと火山活動によって形成された伊豆半島の地質や地形が、実はわさび栽培に最適な豊富で清らかな水をもたらす要因となっていることなど、ここでは、CG映像やプロジェクションマッピングを使って、伊豆半島の成り立ちとわさび栽培の関係を取材いただきます。

 

わさび田
日本農業遺産に認定された「畳石式(たたみいししき)」は、沢を開墾し、階段状に作られたわさび田に清らかな用水を掛け流す、伊豆地域で開発された独特なわさび栽培方法です。伊豆の山間に広がる緑豊かな栽培地を撮影いただきます。また、栽培にあたって苦労している点やこれからの展望など生産農家へのインタビューを行います。

 

・「わさび」で観光客増加を目指す若手旅館経営者
地元で旅館を営む若手経営者の皆さんは、若者ならではのアイデアによる観光客増を目指しています。当日は「湯ヶ島たつた」の山田さん、「白壁荘」宇田さんらを取材いただくとともに、彼らの発想から生まれたわさびを使った新メニュー、わさびの葉を練り込んで作った「わさびパン」や「わさびクリームチーズ」などを試食いただきます。また、昨年開催し話題になった「世界わさびすり選手権in天城」もご紹介します。

 

 

<実施概要>


■日時:2017年10月31日(火)

7:26 東京駅発(こだま 635号)
8:24 三島駅着
9:15‐10:30 ジオリア(伊豆半島ジオパークミュージアム)
11:10‐12:10 わさび田(伊豆市中伊豆筏場(いかだば))
13:00‐14:00 あまご茶屋(昼食)
14:15‐15:45 水恋鳥公園(若手旅館経営者の取組紹介)
17:20 三島駅発(こだま 664号)
18:16 東京駅着

 

■通訳:英語通訳あり

 

■参加費用:無料
※交通費(新幹線:東京→三島、三島→東京)、食事代、主催者が負担します。
※東京駅までの交通費については、各自御負担いただきます。
※新幹線切符は当日東京駅集合時にチケットをお渡しします。

 

■募集人数:10名程度(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)
※申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。

 

 

【参加申込】 

以下の内容をメールにてお送り下さい。
宛先:sc@fpcjpn.or.jp (担当:フォーリン・プレスセンター広報戦略課 横田)


(1)参加者氏名:
(2)所属機関名:
(3)機関種別(新聞、雑誌、TV等):
(4)機関国籍:
(5)電話/FAX番号/E-mailアドレス:
(6)携帯電話番号(当日連絡用):
(7)各取材でのご要望:
(8)アレルギー

 

■お問合せ
フォーリン・プレスセンター広報戦略課
担当:横田
TEL: 03-3501-5251 Email: sc@fpcjpn.or.jp

 

■備考:静岡県はツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。

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