実施日 : 2015年08月30日
報告:静岡プレスツアー
投稿日 : 2015年09月02日
FPCJでは静岡県との共催で、日本最大規模の防災訓練である「平成27年度静岡県・焼津市・藤枝市総合防災訓練」を取材するツアーを企画しました。イギリス、フランス、ロシア、カザフスタン、中国、台湾の6か国・地域から10名の記者が参加を予定し、静岡を訪れました。同訓練は、当日、雷注意報や大雨注意報が発令されるほどの悪天候により中止となってしまいましたが、予定を変更し、参加記者の一部は静岡県地震防災センターを取材しました。
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静岡県地震防災センターは、静岡県民が見学や体験を通し、地震や津波などの災害から身を守るための知識や心がけを学ぶための施設で、1989年に設立されました。一行は西井晃同センター指導専門監の案内で、模型や映像を通し、津波が発生するメカニズムやその恐ろしさなどを学び、地震体験コーナーで震度6強の地震を体験しました。また、日頃の備えとして家具の固定や食糧や水などの備蓄の大切さを知りました。記者からは、「日本人は防災訓練等を通してある程度災害に備えられるが、外国人観光客に対してはどのような備えや注意喚起をしているか」、「富士山の噴火の可能性はあるか」等の質問が出されました。