実施日 : 2023年07月30日 - 08月05日
先進国記者招聘 米国「ロサンゼルス・タイムズ」紙 ステファニー・ヤン記者
投稿日 : 2023年09月25日
2023年度(令和5年度)FPCJ先進国招聘事業として、7月30日~8月5日の間、米国「ロサンゼルス・タイムズ」紙 ステファニー・ヤン(Stephanie Yang)北京支局記者を招聘しました。1881年創刊のロサンゼルス・タイムズ紙は、多数のピューリッツァー賞受賞歴のある西海岸最大手の日刊紙で、影響力が大きく、幅広い読者層を有しています。
ヤン記者は、「気候変動と漁業」、「出生率を上げる取組」の2つを今回の訪日取材のテーマとし、都内では政府関係者や有識者などから話を聞きました。また、プログラム後半では静岡県や岡山県を訪問し、カキやアサリ、ノリの生産者にインタビューしたほか、子育て支援の充実で知られ、2019年には出生率2.95を記録した岡山県奈義町で取材を行いました。
プログラム終了後、ヤン記者は「実際に漁業者と会って、養殖の現場を視察することができたのが良かった。また、奈義町で子育てをしている住民へのインタビューができたのも大変意義深かった。加えて、政府関係者への取材が出来たのも、国の施策や枠組みを理解するのに役立った」と感想を述べました。
浜名湖でカキ生産者から説明を受ける記者
※本事業に関連する報道
(8月16日掲載分)Inside Japan’s ‘miracle town,’ where the birth rate is soaring amid a demographic crisis(人口危機の中、出生率が急上昇する日本の「奇跡の町」の内部で)
(8月23日掲載分)Japan loves its sushi. But the fish are disappearing(日本は寿司が大好きだ。しかし魚は姿を消しつつある)
https://www.latimes.com/world-nation/story/2023-08-23/japan-scrambles-save-fishing-industry-sushi