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実施日 : 2021年06月11日

動画報告:コロナ禍と変わる日本のお寺、日本人の死生観(鵜飼秀徳氏(ジャーナリスト/正覚寺住職/良いお寺研究会代表理事/東京農業大学・佛教大学 非常勤講師))

投稿日 : 2021年06月14日

日本には、コンビニの数(約55千店)より多い、約77千の仏教寺院があります。かつては全国各地の地域社会で重要な役割を担い、様々な集いの場でもあった寺も、人口減少、地方の過疎化の流れの中で「消滅」の危機さえ指摘されてきました。コロナ禍は、そうした流れを加速しているとも言われています。法要の簡素化や人々が集まる「密」を避ける傾向が強まったこともあり、2020年の寺院の総収入は、5年前から半減したと考えられています。オンライン法要やお布施のキャッシュレス化(DX)などの新たな取り組みの一方で、寺の格差拡大なども指摘されています。コロナ禍は寺を巡る環境にどのような変化をもたらし、人々の宗教観・死生観にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

FPCJでは、2015年の著書「寺院消滅」が話題となった鵜飼秀徳氏をお招きし、寺院の現状と今後についてお話しいただきました。鵜飼氏は、経済誌の記者、編集者などを経て、今年1月から実家である京都の正覚寺で住職を務めながら、寺院に関する調査・研究や「現代社会と仏教」をテーマに発信を続けています。  

 

ブリーフィングには、ベルギー、中国、フランス、ドイツ、インドネシア、ロシア、シンガポール、韓国、スイスおよび米国の記者が参加しました。 



 配布資料(日本語)

 

■日時:2021年6月11日(金)14:00-15:30

■ テーマ:コロナ禍と変わる日本のお寺、日本人の死生観
■講師:鵜飼秀徳氏(ジャーナリスト/正覚寺住職/良いお寺研究会代表理事/東京農業大学・佛教大学 非常勤講師)
■言語:日本語(英語の逐次通訳付)

 


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