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実施日 : 2023年10月23日

動画報告:「物流2024年問題、持続可能な物流のあるべき姿」(北條 英 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 理事)

投稿日 : 2023年10月23日

 

2019年から順次施行されてきた働き方改革関連法の改正に伴い、2024年4月からは自動車運転業務の年間時間外労働時間に960時間という上限が設けられます。時間外労働の上限規制により、トラックドライバーの一人あたりの走行距離が短くなるといった労働環境が改善される一方で、長距離で荷物を運べなくなることにより物資を十分かつタイムリーに運べない、ドライバーの収入減少に伴う他産業への流出、物流企業の売り上げの減少などが懸念されています。

 

この問題は「物流2024年問題」と称され、国の「持続可能な物流の実現に向けた検討会」は、対策を講じない場合、トラックの輸送能力が2024年には約14%、2030年には約34%不足すると試算しています。ドライバーの長時間労働を前提として成り立っている日本の物流業界は早急な対策を迫られています。

 

FPCJ では、上限の適用に先立ち、同検討会の委員で、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 (JILS)総合研究所・北條 英所長をお招きし、「物流2024年問題、持続可能な物流のあるべき姿」をテーマに、日本の物流を取り巻く現状、物流の2024年問題とその解決策などについてお話いただきました。

 

ブリーフィングには、ロシア、シンガポール、韓国、中国、米国の記者などが参加しました。

ブリーフィング資料


■日時: 2023年10月23日(月)14:00-15:30


■テーマ:「物流2024年問題、持続可能な物流のあるべき姿」


■ブリーファー:北條 英 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会理事

■言語:日本語(英語の逐次通訳付)

 

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