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実施日 : 2022年12月02日

2022年度第2回FPCJ国際ウェビナー:2050年ネットゼロと持続可能な成長のためのGXとは?

投稿日 : 2022年11月04日

脱炭素社会に向けた動きが加速しています。2050年のネットゼロの実現に向けた世界の潮流を経済成長の好機ととらえて、グリーン・エネルギーへの転換による社会構造の変革などで、温室効果ガスの排出削減と経済成長を両立させる、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の重要性が指摘されています。

 

日本も、岸田首相の看板政策である「新しい資本主義」における「成長戦略」の中で、GXを実行することで「脱炭素という課題を我が国の成長エンジンへと転換」するとの考えを示しています。

 

そうした中で、外国メディアの日本特派員は、福島第一原発事故以降の日本のエネルギー政策や、水素やアンモニアなどを活用した新たなエネルギー技術の研究開発などを日本発のニュースとして世界に伝えています。

 

本ウェビナーでは、国際エネルギー機関(IEA)事務局長によるパリからの基調講演に続き、日本政府、経済界、非国家アクター、外国メディアよりお招きした各界の第一人者が、国際的な視点で、ネットゼロに向けた日本の取り組みについて議論します(司会/モデレーター: FPCJ理事長・兒玉)。

 

この世界共通の課題に日本はどう取り組み、それを世界はどのように評価し、また何を期待しているのか、興味深い議論をお見逃しなく!また質疑応答では議論に積極的にご参加いただきますようご案内申し上げます。

 

 

FPCJ国際ウェビナーについて

今年度3回の開催を予定、日本と外国メディアの橋渡し役を担う当センターならではのウェビナーを企画・実施してきており、今回のウェビナーが第2回目。鋭い目で日本を見つめ、日本発の報道を精力的に行う外国特派員の視点も交えて、「世界の中の日本」のあるべき姿に迫ります。

 

各セクションのご紹介

ゲスト(11.15更新)

世界のエネルギー転換に取り組むIEAの事務局長に、GXを通じた2050年ネットゼロと持続的成長に向けた日本及び国際社会の課題、日本が果たすべき役割や期待についてお話しいただきます。

 

第1部:プレゼンテーション

日本のGXに関し、パネリスト5名にそれぞれの立場からプレゼンテーションをしていただき、日本の取り組みとその課題、及び世界からの目を浮き彫りにします。

 

第2部:パネルディスカッション

第1部から導き出された主な論点に対し、パネリストによる活発な議論を行います。
第2部終了後、参加者と登壇者との間で、質疑応答時間を設けます。

 

開催要領

1. 日時

2022年12月2日(金)16:00-18:00

 

※開場時刻
対面:15:30、オンライン:15:45予定

 

2. 形式

会場とオンラインのハイブリッド形式(事前申込制)

◆会場:日本記者クラブ9階会見場(千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル9F)
(予定人数に達した場合は抽選)

◆オンライン:ビデオ会議ツール「Zoom ウェビナー」

 

3. 言語

日本語・英語(同時通訳)

※注:登壇者の使用言語は英語と日本語が混在し、それぞれに同時通訳が入ります。オンライン参加で同時通訳機能をご利用の場合は、必ず事前にZoom「アプリ」をインストールください(ブラウザからのご参加では、通訳機能のアイコンが表示されませんのでご注意ください)。

 

4.  後援

外務省、経団連

 

5.参加費

無料

 

6. プログラムと登壇者 <11.15更新>

16:00

開会挨拶

 

兒玉和夫(FPCJ理事長:司会/モデレーター)

16:05-16:40

第1部

(35分)

パネリストによるプレゼンテーション

16:40-16:50

ゲスト・インタビュー

 

ファティ・ビロル氏(IEA事務局長)

16:50-17:35

第2部

(45分)

パネルディスカッション

17:35-17:55

質疑応答

20分)

 

17:55-18:00

閉会セッション

(5分)

 

 

Speakers

◆ゲスト(11.15更新)

ファティ・ビロル (Dr. Fatih Birol) 国際エネルギー機関(IEA)事務局長(パリからオンライン参加)

現在、IEAによる大規模な近代化プログラムを事務局長として率いている。これは、IEAが主要経済新興国に対して門戸を開き、クリーンエネルギーへの転換における国際的な中核となり、エネルギー安全保障の確保の範囲を広めることに焦点を当てている。米「TIME」誌による「世界で最も影響力のある100人」に選出されたばかり。日本では旭日中綬章を受勲している。

◆パネリスト 

四方敬之(Mr. Noriyuki Shikata)内閣広報官(会場参加)

2021年から現職。1986年外務省入省、日米地位協定室長、国際報道官、北米第二課長、経済条約課長、在英国日本大使館公使、アジア大洋州局参事官、経済局長等を歴任。

長谷川雅巳(Mr. Masami Hasegawa)経団連環境エネルギー本部長(会場参加)

92年経団連入局。2007年から約10年間気候変動、震災後のエネルギー問題、循環型社会形成等の課題を担当。20年より現職。今年5月に発表された政府への提言「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けて」の起草責任者。

末吉竹二郎(Mr. Takejiro Sueyoshi)国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問(会場参加)

公益財団法人WWFジャパン代表理事・会長、公益財団法人自然エネルギー財団代表理事・副理事長も務める。地方自治体、企業など国内700以上の非国家アクターが参加する気候変動イニシアティブ(JCI)の代表。

稲垣佳奈(Ms. Kana Inagaki)「フィナンシャル・タイムズ」紙 東京支局長(会場参加)

2014年入社、東京特派員として日本企業とテクノロジー分野を担当し、昨年9月より現職。同紙初のアジア人女性支局長として、日本経済、政治、外交等幅広く取材。入社前は、AP通信、共同通信(英字)、ウォールストリートジャーナル紙で活躍。

ミシェル・リー(Ms. Michelle Lee)「ワシントンポスト」紙 東京支局長(オンライン参加)

2014年入社、全米政治調査報道や「Fact Checker」チームの一員として取材活動を行う。昨年7月より現職。韓国生まれグアム育ちで、現在は日本と朝鮮半島を担当する。1981年に設立されたアジア系米国人記者協会の会長(2期目)も務める。

◆司会/モデレーター

兒玉和夫 (Mr. Kazuo Kodama) FPCJ理事長

1976年に外務省入省。外務報道官、欧州連合日本政府代表部特命全権大使などを歴任し、20209月に外務省を退官。同年11月より現職。


プログラム内容、時間、登壇者情報は、予告なく変更する場合がございます。

 

7. お申込方法

以下のURLからお申込ください(会場・オンライン参加共通)。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_WG0Y7HMUSxanBal5V9Lq2A

※会場参加の定員は40名です。

※申込後すぐに視聴用のリンクが記載されている自動確認メールがno-reply@zoom.usから届きます。同メールが届かないときは、「迷惑メール」や「ごみ箱」をご確認下さい。見つからない場合は、下記までお問合せ下さい。

 

 

お問い合わせ

公益財団法人フォーリン・プレスセンター

広報戦略課 担当:佐藤彩子、濵田りん

sc@fpcjpn.or.jp | 03-3501-5251

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