実施日 : 2022年01月28日
動画報告:ウェビナー「ミャンマー軍事クーデターから1年、フィリピン大統領選挙まで3か月: 東南アジア各国のメディアが直面する現状」(主催:笹川平和財団)
投稿日 : 2022年02月03日
公益財団法人笹川平和財団は、2022年1月28日(金)に、「ミャンマー軍事クーデターから1年、フィリピン大統領選挙まで3か月:東南アジア各国のメディアが直面する現状」をテーマにしたウェビナーを開催しました。
(企画・運営:公益財団法人フォーリン・プレスセンター)
2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こして実権を掌握してから1年となるなか、本ウェビナーでは、同国の独立系メディア『イラワジ』の編集長が、国軍が報道への弾圧を強めるなかでメディアがどのような状況に置かれているかを語りました。
また、フィリピンからは、現政権下で逮捕・起訴されながら2021年にノーベル平和賞を受賞したマリア・レッサ氏が率いる『ラップラー』の編集者が登壇し、大統領選を今年5月に控えたフィリピンにおけるジャーナリズムの闘いについて話しました。
さらに、『マレーシアキニ』、『CCIM(カンボジアン・センター・フォー・インディペンデント・メディア)』の編集責任者や、『Nikkei Asia』のタイ在住の編集委員がパネリストとして加わり、東南アジア各国で報道の自由が脅かされ、民主主義が危機的な状況に直面するなかで、メディアがどのように連帯できるかを議論しました。
▶登壇者のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
本ウェビナーには、国内外のメディア関係者45名を含む256名が参加しました。
【登壇者】
- ミャンマー『イラワジ』創設者/編集長 Aung Zaw氏
- フィリピン『ラップラー』創設者/編集者 Chay F. Hofileña 氏
- マレーシア『マレーシアキニ』編集長/共同設立者 Steven Gan氏
- カンボジア『CCIM(カンボジアン・センター・フォー・インディペンデント・メディア)』メディア・ディレクター
Sothoeuth Ith氏
- 日本『Nikkei Asia』編集委員 Gwen Robinson氏(タイ在住)
- 青木 紀美子氏(NHK放送文化研究所/モデレーター)
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