富山テレビ放送： 富山市プレスツアー（2012年2月15～16日）に基づくミニ番組
投稿日 : 2012年03月10日
富山テレビ放送では、地域の社会貢献活動の一環として富山県や富山市とタイアップをし、在京海外メディア記者の方々を招聘し広く富山県、富山市のことを世界に発信していただくために「フォーリンプレスツアー」企画運営をサポートしております。
少子高齢化が全国平均より進む富山市では、人口減少に歯止めをかけるために独自の特徴を集中化させ他都市と差別化ができる街づくりを目指しています。そのテーマの一つに「健薬の都、薬都」があります。今年2月に実施したプレスツアーでは古今の製薬関連企業などを回り富山の薬都の将来を考察しました。また、震災から1年を経て、富山の企業でも様々な変化がおきており、県内企業の円高対策についても取材しました。
富山テレビ放送では、富山が海外メディアによってどのように取材、報道されるのか市民の皆様に知って頂くため、本プレスツアーに基づき15分のミニ番組「海外メディアが見た薬都・健康のTOYAMA」を制作し、3月10日（土）11：00～11：15に放送しました。
２０１１年度 富山市プレスツアー
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メインテーマ：薬都・健康の富山
サブテーマ：
①震災から１年、富山での影響と変化！
②円高はメリットか？デメリットか？富山の企業の円高対策！
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ごあいさつ･･･
富山テレビ放送では、地域の社会貢献活動の一環として富山県や富山市とタイアップをし、在京海外メディア記者の方々を招聘し広く富山県、富山市のことを世界に発信していただくために「フォーリンプレスツアー」企画運営をサポートしております。
少子高齢化が全国平均より進む富山市では、人口減少に歯止めをかけるために独自の特徴を集中化させ他都市と差別化ができる街づくりを目指しています。そのテーマの一つに「健薬の都、薬都」があります。今回のプレスツアーでは古今の製薬関連企業などを回り富山の薬都の将来を考えます。また、震災からほぼ1年になり、富山の企業でも様々な変化がおきています。さらには県内企業の円高対策についても取材して頂きます。
※富山テレビ放送では、富山が海外メディアによってどのように取材、報道されるのか市民の皆様に知って頂くため、本プレスツアーに基づき15分のミニ番組を制作し、3月に放送する予定です。参加記者の皆様の取材の妨げにならぬよう十分に配慮しながら、プレスツアーでの取材の様子をミニカメラにて撮影させていただきますことご了承頂けましたら幸甚です。
【取材先】
富山伝来の「丸い薬」の熟練の技を体験！観光客が集まる人気の秘密とは？
--- 池田屋安兵衛商店
富山市街中にある和漢薬調合販売店、『池田屋安兵衛商店』では、日本の時代劇を思わせる『座売り』にこだわり、二十数種の自家製和漢薬や二百数種類以上の薬草からそれぞれの症状に合う薬を薬剤師がカウンセリング・調合しています。連日大勢の観光客がバスで乗り付ける人気ぶりです。
☆取材では、珍しい「座売り型対面販売」にこだわりつづける意図と展望について、そして国内でもたったの二人という「現役丸薬師」が今なお行っている「丸薬作り熟練の技」にも挑戦していただきます。
食事によって病気を予防し治療しようという『医食同源』、料理として体現化した『富山薬膳』とは？
--- 池田屋安兵衛商店・健康薬膳都
日本には『医食同源』といって食事によって病気を予防し治療しようという考え方があります。そして個々人ごとに異なる体質や臓器に適した食物をどのように摂ることが効果的かを予防医学の見地に立って形作った料理を薬膳といいます。
富山市にはいくつも薬膳を提供する店舗があり、観光客に人気があります。
池田屋安兵衛商店の２階では、「古代米」や「高麗人参」など薬草を取り入れた健康薬膳を提供しています。
☆取材では、薬膳を食しながらどの食材がどう効果があるのかを説明を受けます。
薬を取り出したら捨ててしまう包装用の箱！しかし、日本では商品の付加価値を高める重要な役割が!!
富山の医薬・化粧品パッケージ企業が持続成長！！
--- 朝日印刷
日本には、古くから包む文化があり、パッケージによって売り上げが大きく変わるほどその商品に付加価値をつけるためパッケージが重要視されています。朝日印刷は、創業140年、富山の伝統的地場産業である配置家庭薬向けの印刷を足がかりに医薬品・化粧品の印刷包材で全国展開を図り、この分野では全国トップシェアを誇っています。医薬品のパッケージへの品質要求は厳しく、朝日印刷では製品群別（パッケージ、添付文書、ラベル）・市場別（医薬品向け、化粧品向け）工場ラインを整え、多様化する市場ニーズに対応できる体制を確立しています。営業拠点は全国で１８か所を有し、地域密着型の提案営業を行うことで、得意先からのニーズに応えています。
☆取材では、工場の見学ルートから製造の様子を見学してもらい、この企業が競合他社よりシェアを拡大できた理由や日本人が考える「箱」へのこだわり、価値などについて説明を受けます。
日本の和漢医薬学研究の最先端！研究所の裏側も見学！
--- 富山大学和漢医薬学総合研究所
富山大学和漢医薬学総合研究所は、日本唯一の伝統医薬学の研究所、国立大学法人唯一の医薬系研究所として、先端科学技術を駆使して伝統医薬学を科学的に研究しています。また、東西医薬学の融合という新しい医療学体系の構築をはかり、そして研究を通じて人材を育成し、広く社会の健康に貢献することを目的としています。最近では日本の和漢医薬学の代表として英科学誌「ネイチャー」にも取上げられています。
☆取材では、東洋の生薬を収集した「民族薬物資料館」において一般には見せていない裏の保存庫内を見学、２万６,０００とも言われる圧倒される生薬の数々をご覧いただいた後、西洋医学と東洋医学の融合された臨床の現状について説明を受けます。（写真：和漢医薬学総合研究所 所長 済木 育夫）
円高に対応！円高をメリットに変える富山県のハップ剤メーカー（経皮吸収型製剤メーカー）
円高対応と震災からの影響について聞く！
--- リードケミカル(株)
皮膚へ貼りつけるだけで効果の得られる経皮吸収タイプ医薬品を製造するリードケミカル。5年前に90億円だった売上げは昨年200億円へ今期の売上げ予想は、250億円と急成長している薬都である富山県でも屈指の優良製薬メーカーです。伸びている最大の要因は、ロキソニンという筋肉の痛みなどをやわらげる鎮痛消炎剤の開発に成功したことで、2年前に発売して爆発的に売れているということです。開発したのは、この企業の森社長で、あるとき農家の人が裸足で農作業をしていて農薬が肌から吸収し中毒を起こした事件を見て、肌から吸収するロキソニンという鎮痛消炎剤を考え出したということです。3月11日の震災後、大手メーカーの東北工業の被災の影響で注文が殺到、土日なく今も操業しているということです。また、円高対策については、原材料の輸入で円高の方がこの会社にはメリットがあり、確かに円高に７～8億の影響はでているもののそれ以上に原材料の輸入コスト減でのメリットのほうが大きいとの事です。日本での人口減少が目先に来ている中、販売先を中国、ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカに広げるため交渉を進めているところだということです。
☆取材では、製造工場を見学して頂くとともに、震災からの影響と円高での影響について説明を受けます
需要急増！全国からサーバーデータのバックアップ施設として大注目！
--- (株)パワー＆ＩＴ
富山市にある次世代型データセンター（株）パワー＆IT。昨年5月に竣工したばかり。同3月の震災後、着工中でありながら、関東関西をはじめ全国の企業より問合せが相次いだとの事です。
これまで、関東・関西の企業は、バックアップ用のサーバーを自社内あるいは自社から5･60キロ離れたところに設置をしていました。しかし、震災後それでは全く意味のない事が企業で認識されました。この企業では立地的優位性はもとより免震対策、水害対策に力をいれていることから関東・関西を中心とした企業より依頼があるということです。
☆取材では、免振対応の施設の強さについて見学していただくと同時に施設の特徴や問合せの状況などについて説明を受けます。
※ただし、超機密データを扱う為、見学と話を聞くことはできますが、インタビューや撮影など一切不可となります。当然、機材など一切建物内に持ち込むことはできません。
日本動物園水族館協会会長（富山市ファミリーパーク山本園長）が見た震災の動物園・水族館
富山は里山の大切さをしってもらう自然共生型動物園を目指す！
富山市ファミリーパーク（動物園）
富山市ファミリーパークでは、自然と一体化した施設面積は約８千m2の世界最大級のニホンザルの展示施設を昨年オープンさせました。名称「里山生態園」を拠点に、人と自然がいい関係を数千年も続けてこられた日本の里山に、思いをめぐらすことのできる様々な試みを市民に提供したいとの事。また富山市ファミリーパークの山本園長は、日本動物園水族館協会の会長をしており震災後、奔走の日々だったといいます。以下は震災後の新聞報道で伝えられた山本園長のコメントです。「被災地では、人命が最優先されるのは当たり前だ。一方で、動物園や水族館には国民に恩恵を与えてくれている貴重な数々の命がいる。それを助けるのは、全国の動物園や水族館の力しかない。」
☆取材では、震災後に動物たちを守るために全国の動物園、水族館が共同して行った救援について山本園長に語ってもらうと同時に富山市ファミリーパークがすすめる自然共生型動物園を見学して頂きます。
介護老人を作らない！介護保険費用の削減を目指す！富山市介護予防の中核施設がオープン！
富山市角川介護予防センター
富山市では、高齢者の健康寿命を延ばすことを目的として、自立した生活を送ることができるよう支援するべく専門的で精度の高い介護予防施設をこの程オープンさせました。介護を予防することでしいては介護保険費用等の削減を目指すものです。
利用できるのは虚弱高齢者をはじめ介護保険で要支援1・2と認定された人などで、施設の特性から当然医師も常駐しています。そして施設の最大の特徴は温泉を利用したプールや温熱療法です。
☆取材では、施設を見学してもらい特徴などを説明を受けます。
【実施要領】
1．日程：2012年2月15日（水）－16日（木）
＜第一日目：2月15日（水）＞
10:15 富山空港着（ANA883）
10:35 富山空港発（貸切バス）
11:00-12:15 富山大学民族薬物資料館
済木育夫 和漢医薬学総合研究所所長プレゼンテーション
資料室見学・取材
12:25－13:25 昼食（富山市民芸術創造センター内）
13:45－15:00 朝日印刷（株） 富山東工場
15:40－16:55 リードケミカル株式会社
17:25 ANAクラウンプラザホテル着、チェックイン
18:00－19:00 老月副市長、中村商工労働部長によるプレゼンテーション
19:15－20:45 富山市主催夕食懇親会
（ANAクラウンプラザホテル泊）
＜第二日目：2月16日（木）＞
9:30 ホテル発
9:45-11:00 角川介護予防センター
11:05－13:00 池田屋安兵衛商店
富山の薬・薬膳説明
昼食
店舗見学・取材
13:30－15:00 富山市ファミリーパーク
山本園長によるブリーフィング
里山生態園
15:20－16:30 株式会社パワー・アンド・IT
16:35 富山空港着
17:15同発（ANA890）
2．参加資格：外務省発行外国記者登録証保持者
3．参加費用：1人13,000円（東京－現地往復航空券及び、宿泊、食事を含む）
＊お支払い方法、キャンセル料等は、直接参加者にご連絡します。
4．募集人数：先着順10名（各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで）。
＊申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。
5．参加申込：下記申込書をコピーしてメールに貼り付け、必要事項をご記入の上、cp@fpcjpn.or.jp までお送り下さい。件名は「富山市プレスツアー申し込み」として下さい。
6．FPCJ担当者：小泉、菅原（Email: cp@fpcjpn.or.jp Tel: (03)3501-5251）
7．備考：
（1）本ツアーは富山テレビ放送及び富山市が主催するもので、富山空港にて集合／解散となります。FPCJは申込受付及び往復航空券の手交等を代行しますが、現地には同行致しません。
（2）写真・TV撮影は一部制限があります。担当者の指示に従ってください。
（3）富山市、富山テレビ放送、及び当センターは、ツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。
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富山市プレスツアー 参加申込書
参加者氏名（ふりがな）：
所属機関名：
機関種別：
機関国籍：
電話番号：
携帯電話：
FAX番号：
E-mail：
喫煙／禁煙：
外務省発行外国記者登録証番号：
有効期限：