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【札幌市】イベント満載! 活気あふれる札幌の春と夏

投稿日 : 2018年07月25日

【国際交流員が発信する札幌市の魅力】


 

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こんにちは。札幌市韓国国際交流員の李美賢(イ・ミヒョン)です。

 

札幌に住み始めたのは昨年4月のことで、それまでは、札幌はもちろん北海道を訪問したことが一度もありませんでした。それまでの札幌の印象は「雪が多いところ」「雪まつりが有名」しかありませんでしたが、実際に滞在してみると、札幌には冬だけではなく、春から夏にかけてさまざまなイベントが開催されていることを知りました。そこで今回は皆さまに札幌の春と夏のイベントについて紹介したいと思います。

 

(さっぽろ観光写真ライブラリーから)

 

春の始まりを知らせる5月のサクラが散り、5月中旬になると札幌ではライラックが満開になります。それに合わせて大通公園ではライラックまつりが開催されます。暖かい春の日差しとライラックの香りを存分に楽しめるイベントで、子ども向けのイベントもたくさん開催されるので、春のピクニックがてら家族で参加するといいです。野だてや和紙ちぎり絵といった日本文化体験は、日本の子どもだけではなく、海外から訪れた方々にもきっといい思い出になるでしょう。おいしい料理を売っている屋台も日本の祭りには欠かせません。ライラックまつりでは、道産食材で作った世界の料理が楽しめます。

 

6月になると躍動する夏が始まり、初夏の札幌ではYOSAKOIソーラン祭りが開催されます。YOSAKOIソーラン祭りは、約3万人の踊り子が参加し、約200万人の観客を動員する大規模なイベントで「北海道の初夏の風物詩」とも言えるのではないでしょうか。歴代大賞チームの登場するパレードも見られますし、7丁目の会場では、鳴子や法被の貸し出しもあり、観客も飛び入り参加で踊ることができます。簡単な練習を通じてメインパレードに参加できる練習チームもあります。特別な思い出を作りたいと思う方々にぜひおすすめです。「北のふーどパーク」では、鉄板料理や全国各地の料理、デザートを提供しているので、パレードの後はおいしいものでもいかがでしょうか。YOSAKOIソーラン祭りを通じて、活気あふれる初夏の札幌を満喫できると思います。

 

6月の中旬には、100年以上の歴史を持つ北海道神宮例祭が開催されます。毎年614日から16日まで開かれる北海道神宮例祭は通称「札幌まつり」とも呼ばれていて、札幌を代表する祭りとして市民に愛されています。16日には札幌市内で1,000人以上の市民が参加する壮大なお神輿の行列を見ることができます。北海道神宮や中島公園では多くの屋台が出店され、祭りの雰囲気を盛り上げます。特に北海道神宮では伝統的な奉納行事も行われますので、日本ならではの祭りを体験してみたいという方はぜひ北海道神宮に足を運んでみてはいかがでしょうか。日本独特の雰囲気を感じることができると思います。

 

5月から6月にかけて開催される3つのイベントについてご紹介しましたが、これらは札幌の初夏に開かれるイベントの中でもほんの一部にすぎません。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)やSAPPRO CITY JAZZ、ビアガーデンといったさまざまなジャンルのイベントが夏の間に次々と開催されます。夏の札幌を訪れる予定の方は、ぜひ札幌の夏のイベントも楽しんでみてください。

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